司法相、西洋の文化的無力を指摘
2015年01月20日付 Mardomsalari 紙
イラン司法相は、
最近の出来事や西洋の出版物によるイスラームの預言者に対する侮辱は、西洋の文化的無力と自傷行為の極致を示すものである。「なぜ人権や女性の権利、子供の権利、その他を守らないのか」などと私たちに言ってくる西洋人たちは、表現の自由の名の下でイスラームの預言者を侮辱し、そうすることで10億人以上の人々を侮辱しているのである。
と述べた。
イラン学生通信の報道によると、ホッジャトルエスラームのモスタファー・プールモハンマディー司法相は、〔‥‥〕司法省の職員たちを前にして行ったコーラン解釈会議の続きの中で、西洋諸国や域内におけるその手先どもが最近見せている姿勢は、イスラーム革命に相対した際の彼らの大いなる無力ぶりにその原因があるのだと指摘した上で、
西洋と域内にいるその傀儡どもは、イスラーム革命によって自分たちの影響力が削がれてしまうとの結論に至った。彼らが経済、政治、文化、その他の領域で、さまざまな自傷行為に手を染めているのは、そのためなのである
と指摘した。
同師はさらに、次のように続けた。
西洋諸国がダーイシュ(イスラーム国)という一派を立ち上げたのも、一種の自傷行為である。彼らは〔自分たちの影響力を保持するために〕自分自身にとっても危険な道具に頼っている。なぜならば、このような脅威とテロは、いつの日か自らに帰ってくるからだ。われわれは最近パリで起きた事件の中に、その一端を見たのである。
プールモハンマディー師は、現在地域の全ての国が脅威に晒されているのだと指摘した上で、
先に起きた文化的事件〔※シャルリー・エブド誌によるムハンマドを描いた風刺画掲載のこと〕も、自傷行為の一種である。「なぜ人権や女性の権利、子供の権利、その他を守らないのか」などと私たちに言ってくる西洋人たちは、表現の自由の名の下でイスラームの預言者を侮辱し、そうすることで10億人以上の人々を侮辱しているのだ。
と言明した。
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( 翻訳者:ウズベク語秀子 )
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