マルマラ・エーゲ海に暴風接近
2015年01月30日付 Milliyet 紙


1月30日の夕方に始まり、週末には悪夢となるだろう…。ボズジャ島とギョクチェ島には3日間訪れることができない。暴風は、イスタンブルでも破壊的な強さとなるだろう。

マルマラとエーゲで、ここ数ヶ月で最も強い暴風が影響をもたらし始めている。金曜の夕方以来、暴風が始まっている。金曜の海上の風速は60km、イスタンブル、ブルサ、チャナッカレの市街では35kmに届く見込みだ。

ロドス風は、主に土日に悪夢となるだろう。悪夢とは、市内で時速75kmに到達する暴風のことだ。以前、イスタンブルでこのような天変が起きた際、建設中の港は崩壊し、更に数本の木が根こそぎ倒れた。イスタンブルで土日は、我々がまさに嵐(風速100kmに到達する)と述べる破壊的な力のある暴風に遭遇するだろう。嵐の動きとして知られていることは、短期間で、しかしとても強い風で、風速にすると、時速100kmを超える可能性があり、この状況で屋根などが飛ばされたり、庭から物が飛んだり、商店の看板や机、椅子のような物が飛ぶ原因となりうる。週末に、飛ばされる可能性がある全てのもの、屋外にある危険なものには注意が必要だ。海と空の便は、暴風の接近に伴い長期間、予想では月曜の朝までキャンセルとなる。

いくつかの県で予測されている天候と、当日の最高気温は以下のとおり。
アンカラ:ところにより厚い雲。夜は雨。9度
イスタンブル:ところにより厚い雲。15度
イズミル:ところにより厚い雲。大雨でところどころ雷を伴うものが予想される。雨は、夜に強まるとの予測(21時には50mm)。13度。
アダナ:ところにより厚い雲、大雨で、ところどころ雷を伴う。13度
アンタリヤ:厚い雲、大雨で、ところどころ雷を伴う。最初の時間帯には中心部と東の郡で雨足が強まる予測(21mmから50mm)14度
サムスン:ところにより厚い雲 16度
トラブゾン:ところにより厚い雲 14度
エルズルム:ところにより厚い雲 -1度
ディヤルバクル:ところにより厚い雲 10度

■計画を立てる前に、運航キャンセルのチェックを!

計画を立てる前に、このキャンセルをチェックする必要がある。ブルサのイェニカプとヤロヴァの海の便と、イスタンブルから飛ぶ多くの空の便がキャンセルされるとのことだ。ロドス風で、同時に気温もも7度から10度へ一気に上昇するだろう。イスタンブルでは20度に達するだろう。この季節での通常の気温を11度上回る暑さとなり、5月の気温となるだろう。気温は来週の水曜日まで高いままだろう。気温が高まることで、中部と東部で先週降った雪がすぐに溶けるだろう。積雪がすぐ溶け、緩んでくると、黒海東海岸をはじめとする地域で新しい雪崩の原因となる。アルトヴィン、エルズルム、リゼなどの高地でこれが起きる可能性がある。

気象総局が行った説明では、「2015年1月30日金曜の昼頃、エーゲ海で、夕方からはマルマラ地域とエーゲ海沿岸で、風が速度を上げ、南、南西の方向から(クブレ、ロドス)強く、嵐ともいえる状態(時速50-70km)で吹くだろう、翌日土曜と日曜には風がより一層強まり、エーゲ海、西地中海西、アナトリア中部と、西部、中央カラデニズで時速60kmから80km、マルマラ地域ではところどころ時速80-100kmの速さで吹くと予想されている。嵐は強さを弱めつつ、火曜まで続く見込みだ。強いロドスの嵐と気温の感じられるレベルまでの上昇に伴い、積雪のある地域では雪解けが起きることが予想される」とのことだ。

■トルコ航空は、103便をキャンセルした。

トルコ航空も金曜日に行う国内線、国際線で合計103便を、悪天候が原因でキャンセルした。同社はこの件に関して「気象総局の予報に基づき、予想される悪天候がトルコ航空のフライトに支障をきたす可能性があることに対し、必要な対策を講じております。お客様は、ご旅行の前にフライトに関しての最新情報をwww.thy.comのア ドレスから、もしくは4440849のコールセンターから確認するようお願いいたします」と告知を行った。

■ギョクチェ島とボズジャ島へは3日間運行なし

チャナッカレで、午後から予測されている強いロドス風のため、ゲスタシュ社は、今日から3日間ギョクチェ島とボズジャ島への海の便をキャンセルすると知らせた。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:36765 )