【ジャーメ・ジャム・オンライン】「ファジル(夜明け)」と名付けられた4機目となるイラン・イスラーム共和国の国産人工衛星が、「アッラーホ・アクバル」(神は偉大なり)のかけ声と、「ヤー・モハンマド・ラスーロッラー」(おお、ムハンマドは神の使徒なり)の合い言葉とともに、宇宙に向けて打ち上げられ、軌道上に乗った。
神聖なる「ファジル10日間」の期間中にあたり、「宇宙技術の日」に指定されたバフマン月14日〔西暦2月3日〕を目前に控え〔た本日=2月2日〕、イスラーム世界で初めて人工衛星を発射した組織である国防省航空宇宙産業機構と、国内で初めて人工衛星を製造した「イラン・エレクトロニクス・インダストリーズ」社の、それぞれの誇り高き専門家らは、神のご加護により、〔‥‥〕「ファジル」と名付けられた4機目となる国産人工衛星を宇宙空間に発射することに成功、軌道上に乗せた。
※訳注:「ファジル」とは「夜明け」の意で、コーラン第89章の名称に由来する。1979年2月1日に革命指導者のホメイニーが亡命先のフランスからイランに帰国し、同年2月11日に革命の勝利が宣言されたことから、イランでは2月1日から2月10日までを「ファジル(夜明けの)10日間」、2月11日を革命記念日に指定している。「ファジル10日間」中、イランでは「ファジル映画祭」をはじめとするさまざまな記念行事が開かれる。
デフガーン司令官〔※国防軍需相〕はこの貴重なる成功を祝い、〔‥‥〕「国産人工衛星ファジルの設計および製造は〔‥‥〕先端技術の分野におけるこの国の科学の成長が続いていることを、再び表すものである」と述べた。
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( 翻訳者:YSHHK )
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