ジャザーイェリー司令官「米が境界線から足を踏み入れれば、イラン製ミサイルを心配する羽目になる」
2015年02月04日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】軍統合参謀本部副参謀長は「イランのミサイル計画や防衛能力は、いかなるアプローチによってであれ、またどのような諸外国との集まりにおいてであれ、交渉の対象とはなりえない」と述べた。

 ジャーメ・ジャム・オンラインが軍統合参謀本部の発表として報じたところによると、セイエド・マスウード・ジャザーイェリー軍統合参謀本部副参謀長は、イラン・イスラーム共和国の防衛力とミサイル計画に関するアメリカ当局の最近の発言に対し、「アメリカであれ誰であれ、国防に関して干渉し、出しゃばるようなマネをわれわれが許すわけにはいかない〔‥‥〕」と述べた。

 軍統合参謀本部副参謀長はさらに、「必要ならばいつでも、力にものを言わせる者たちに対して自らの防衛力を行使していく」と言明した。

 ジャザーイェリー司令官はまた、「もしアメリカが境界線を越えて足を踏み入れるようなことがあれば、イラン製ミサイルのことを心配せざるを得なくなるだろう」と指摘し、「われわれの軍事力は、イスラーム共同体の防衛に貢献するものだ」と付け加えた。

 同氏はさらに、「アメリカが超大国だった時代は過ぎた。にもかかわらず、いまだにそのことを理解していない者たちが一部にいる」と強調した。

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( 翻訳者:角江マキ子 )
( 記事ID:36946 )