エルドアンの娘・息子暗殺計画の噂、証拠は新聞報道のみ
2015年02月27日付 Cumhuriyet 紙


検察当局は、エルドアン大統領の娘スメイイェ・エルドアンさんの暗殺計画のうわさを受けて、国家諜報機構(MİT)と警察に情報を請求した。警察は、新聞報道のみに基づく報告書を検察へ送った。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘であるスメイイェ・エルドアンさんの暗殺計画を巡る説について、アンカラ共和国検察庁はMİTとアンカラ警察に情報を求めた。警察の諜報担当局からは、新聞報道のみで構成した概況報告書が検察へ返送された。

アル・ジャズィーラの報道によると、アクシャム紙、ギュネシュ紙、スター紙が2015年2月20日付の夕刊で、スメイイェさんの暗殺計画があると報じた。エムレ・ウスル記者とウムト・オラン国会議員(CHP所属)がツイッター上で交わした個人的なやり取りの中で、スメイイェさんの暗殺が企てられており、これはフェトフッラー・ギュレン氏も知っていることだと主張された。

アンカラ検察庁の対憲法秩序犯罪局は、MİTと警察の諜報担当局およびテロ担当局に文書による情報提供を求めた。検察側が送った文書に対し、諜報担当局から返答があったが、同局が送った報告書は、新聞記事の切り抜きと報道内容のみで構成されていた。検察庁は新聞に載っていた主張以上の情報を得られず、他の組織からの回答を待っている。

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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:37016 )