ソウルで米国大使がナイフで襲撃される、80針の負傷、大使の命に別条なし
2015年03月05日付 Hamshahri 紙
マーク・リッパート駐韓米国大使がナイフで襲撃された。リッパート氏は病院へ運ばれ、80針の縫合を受けた。
ユーロニュースの報道によれば、この襲撃後に55歳の男は聴取を受け、リッパート氏は負傷し病院へ運ばれた。傷は80針の外科的処置を必要としたが、リッパート氏に命の別状はなかった。同氏は2014年に大使として着任している。
ロバート・オグバーン駐韓米国公使は、取材に対し次のように述べた。「ワシントンの我が国スポークスマンから聞いていると思うが、合衆国政府はこの無意味な残虐行為を激しく非難している。」
国粋主義的傾向のある襲撃者、金基宗(キム・ギジョン)は、逮捕後に戦争反対のスローガンを叫んだ。男は病院へ連行された。同容疑者は、2010年にコンクリート片を駐韓日本国大使に投げつけ執行猶予の判決を受けていた。
韓国外交部(外務省)の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は、この事件について次のように述べた。「我が国は、この事件が起こったことに対し強い遺憾の意を表明する。このような悪質な行為が外交の場に持ち込まれるのは、いかなる理由があろうと認められるものではない。我が国はとりわけ、米国大使に起きたこの事件を真摯に受け止めている。」
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( 翻訳者:Shabahang )
( 記事ID:37051 )