エルドアン侮辱で14か月の禁固刑
2015年03月13日付 Hurriyet 紙


大学生のアユクタルプ・アヴシャルさんは、2013年6月、カイセリで行われたゲズィ抗議運動中に、当時首相だったエルドアン大統領を「独裁者」と呼んで侮辱したとして起訴された。アヴシャルさんは14か月の禁固刑が言い渡され、警察によって逮捕され刑務所に入れられた。

カイセリ共和国広場での抗議運動中にエルドアン首相(当時)を「独裁者」だと非難するスローガンを叫んだとして、アユクタルプ・アヴシャルについての取り調べが始まった。エルジエス大学工学部3年生のアヴシャルさんは、カイセリでの第七刑事裁判所で行われた裁判で、「国家の要人に対する侮辱行為」により14か月の禁固刑が言い渡された。アヴシャルさんは昨日、警察によって逮捕された。

アヴシャルさんは昨晩17時頃にチャナッカレ戦争の100周年セレモニーのため、チャナッカレへ行く準備をしているときに逮捕されたことが明らかになった。最高裁判所が刑を承認したため逮捕され、カイセリ中央刑務所へ入った。

 アヴシャルさんの弁護士イルハミ・シムシェキ氏この逮捕に抗議し、保護観察法の適用を求めて控訴すると語った。

■事件の経緯

アヴシャルさんは、2013年6月5日にゲズィ抗議運動を行った際に、カイセリでエルドアン首相を「独裁者」と称し、「くたばれ公正発展党の独裁政治」などと叫んだとして、第七刑事裁判所で「国家の要人に対する侮辱行為」の罪で起訴された。
 裁判では14か月の禁固刑を言い渡され、最高裁判所によって刑が承認されたアヴシャルさんは、昨日共和国広場で警察によって拘束されカイセリ刑務所へ入れられた。

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( 翻訳者:岡田咲月 )
( 記事ID:37113 )