チャナッカレ戦役を描いた映画、11本
2015年03月18日付 Radikal紙


世界史の中でも最も血が流された戦闘の一つであり、国民的勝利であるチャナッカレ戦役の100年目の今日、戦死者たちを大いに追悼している。ひと世代がまるでなくなってしまったかのようなこの戦闘に触れるドキュメンタリーとともに、映画も作られた。数はそこまで多くはないこれらの作品を皆さんのためにまとめた。これがあなた達に贈るチャナッカレ戦役について作られた色々な種類の11本の映画だ!

両陣営で犠牲となった人数は50万人はいる、戦闘のことを考えてご覧なさい。

今からちょうど100年前、当時における世界最大の艦隊は、最も強力な武器を持ち、エーゲ海を越えマルマラ海からイスタンブルへ至ることを計画していた。大英帝国、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、インドから集められた数十万人の兵士が世界で最も強力な装甲艦でチャナッカレへ至ったとき、陸地には死の覚悟ができた軍隊がいた。

大昔にギリシアの戦艦がトロイを包囲して陥落させた事と似た結果を期待していたが、トルコ人は世界の流れを変える勝利を収めた。弾丸が飛び交う戦いの最後にはひと世代がなくなったかもしれないが、アナトリアの人々は[この闘いで]民族解放戦争の間自分たちを導く勇気とひとりのリーダーを見つけた。その8年後には同じ勢力を跪かせ、トルコ共和国を宣言したムスタファ・ケマル・アタトゥルクは、チャナッカレにひろがった戦煙の中から登場した。

このような勝利が、確実に次の世代にも受け継がれるための最もすばらしい方法の一つが映画である。この点でおそらく十分な評価を与えるような動きはまだ見られていないが、今日までに制作された作品を見るならば、今夜、あなた達が観るのは以下の映画だ。

1、『誓い(邦題)』(Gallipoli)
IMDb7.5ポイント
『Tell England』という小説からシナリオが作られた『誓い』は今日までに作られたチャナッカレ戦役に関する映画の中で異なる立ち位置にいる。よくできた構成と 力強いテーマによって戦争を批評する映画として、戦争による人間の精神面への影響を非常にすばらしく描いている。ピーター・ウィアー監督の1981年制作のこの映画ではオーストラリア人の2人の兄弟の物語を描いている。主演の中にはメル・ギブソンのような有名俳優が出演している映画で少しではあるがトルコ語のセリフを聞くことができる。

2、『黄色 黒』(sari siyah)
IMDb6.1ポイント
レベント・アクチャイ監督の映画であり、イスタンブル・スルタニシに通う1915年度の生徒が戦争に行ったために卒業ができなかった時代を描いている。イスタンブル・スルタニシの校舎は希望の色として黄色に塗られでいるが、戦死者となった生徒たちの追悼のため窓とドアを黒に塗ったことを受け、苦しみの感情を伝えるこの作品ではバトゥハン・アクチャイ、ブルジュ・ビニジのような俳優が演じている。

3、『目覚める国家』(bir millet uyaniyor)
IMDb7.5ポイント
大作の1966年に撮られたバージョンではエルテム・エイルメズ監督の下、カルタル・チベット、エロル・タシュのような大スター達が出演している。チャナッカレ戦役の後、アナトリアの人々の勇敢さを描いたこの映画はトルコ映画の傑作のひとつである。

4、『チャナッカレ 1915』(canakkale 1915)
IMDb6.4ポイント
トゥルグト・オザクマンの作品が2012年にイェシム・セズギン監督によって映画化された『チャナッカレ 1915』ではシェブケト・チョルフ、バラン・ アクブルト、オズギュル・アクデミルのような俳優が出演している。戦闘が起きた実際の場所で撮影が行われたこの映画は戦闘に参加したトルコ人兵士の物語を描いている。

5、『チャナッカレ 辿り着いた場所』(canakkale yolun sonu)
IMDb7.6ポイント
セルダル・アカル監督の映画であり、親方と名射手の2人の兄弟がチャナッカレ戦役に参加したことで変わった運命に関する物語である。ギュルカン・ウイグ ン、ベラック・トゥズナタチが主役を演じるこの映画ではステフェン・チャンスやベン・ワーウィックのような外国俳優も出演している。

6、『water diviner』
IMDb7.9ポイント
2014年に公開され、ハリウッドの大スターであるラッセル・クロウが監督を務めたこの映画はオーストラリア人の一人の父親がチャナッカレ戦役へ行き、戻らなかった息子を見つけるためにトルコへ行くという物語である。ジャイ・コートニー、ラッセル・クロウ、オルガ・キュリレンコのような主演俳優が出演するこの映画では非常に多くのトルコの俳優も出演している。デニズ・アクデニズ、ジェム・ユルマズ、ユルマズ・エルドアン、メルト・フラトなどが出演し ている。

7、『最後の手紙』(son mektup)

オズハン・エレン監督が『120』の後、二作目の挑戦となる『最後の手紙』もこの時代をテーマにしている。タンセル・オンゲル、ヒゥセイン・アブニ・ダンヤルなどが主役を演じている。航空大尉サリヒ・エクラムが第一次世界大戦で自ら望んでチャナッカレ戦線に向かうことによって始まる物語である。映画は最近公開された。この映画に関するウウル・バルダンの批評記事は下の記事で読むことができる。

8、『チャナッカレの子供たち』(canakkale cocuklari)
IMDb2.4ポイント
2012年制作のシナン・チェティン監督の『チャナッカレの子供たち』には多くの俳優が出演している。ハルク・ビルギネル、ヤブズ・ビンギョル、ウィル マ・エレス、オクタイ・カイナルジャなどが出演している。イギリス人の母とトルコ人の父を持つオスマンとジャメスという2人の兄弟の運命とチャナッカレの戦闘が交差し、父と母は彼らを見つけるために戦争の起きているゲリボルに向かうというのがテーマである。

9、『チャナッカレ封鎖』(canakkale gecilmez)
IMDb6.4ポイント
『チャナッカレ封鎖』オルハン・バル監督制作のアニメーション映画である。チャナッカレ戦役に関して作られた最も真摯なアニメ映画である2008年制作のこの作品は特に学校で観られている。

10、『tell england/the battle of galipoli』
IMDb5.9ポイント
アントニー・アスクイス監督が1931年に初めてチャナッカレ戦役を題材にして撮った映画である『tell England』はチャナッカレ戦役をイギリスの視点から見た同名小説から作られた。ファイ・コムプトン、トニー・ブルースが主役を演じるこの映画は白黒映画である。

11、『queen of the desert』
IMDb6.5ポイント
ウェルナー・ヘルゾグ監督の2015年に公開される作品である『queen of the desert』はチャナッカレ戦役を[作品の中の]一部として取り扱っている。主演はニコール・キッドマン、ジェームズ・フランコであり、試写会では6.5ポイントという平均評価を得た。大英帝国の20世紀終わりの状態を見るために大陸間の長い旅に出たガーチュード・ベルの人生を描いた映画は公開が待ち望まれている。

おまけ ピーター・ジャクソン

おそらくチャナッカレ戦役に関する映画の中でオスカー受賞に最も近い作品は2015年に公開される。オスカーの怪物監督ピーター・ジャクソンが、『指輪物語』シリーズののち、最大の自信作品と期待され、題名が秘密であるかのように隠されている映画製作が進んでいる。有名監督はプロジェクトに関して以前以下のコメントを出した。

「映画では物語を当初ニュージーランドの兵士側の視線からのみ語ることを考えていた。しかしのちにより公平な姿勢をとることに決めました。ANZAK兵全体の視点から映画を作ります。ガリポリの戦いは歴史上記憶に残る重要な出来事です。」

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(翻訳者:竹田史佳)
(記事ID:37147)