ギュル元大統領の新任務はイスラム開発銀行顧問職
2015年03月20日付 Milliyet 紙

政治活動から引退を決めた第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏は、非政治的活動に一歩踏み出した。同氏は、イスラム協力機構が設立したイスラム開発銀行諮問委員会の顧問に就任する。

政治活動からの引退を決めた第11代共和国大統領アブドゥッラー・ギュル氏の次の職場が明らかになった。ギュル氏は、イスラム協力機構が設立したイスラム開発銀行諮問委員会の顧問に就任する。サウジアラビアのジッダに本部を構える同銀行には、トルコを含め56ヶ国が加盟している。

銀行の目的は、加盟国の経済発展、非加盟国におけるムスリム社会への支援である。ジッダで初の諮問委員会が催され、アフメド・アリ総裁はスピーチを行い、銀行がこうした使命を果たすうえで、諮問委員会の役割の大きさを明らかにした。

アブドゥッラー・ギュル氏も委員会でスピーチを行い、イスラム開発銀行が40年間成功を収めてきたことから大きな期待を抱いており、銀行の信用格付けを誇りに思っていると述べた。諮問委員会には、ギュル氏の他、加盟国の元閣僚、インドネシア元大統領のバシャルッデイン・ユスフ・ハビビ氏も出席している。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:37151 )