トルコ国旗引き下ろした男に13年の判決
2015年03月26日付 Al-Ahram 紙


ディヤルバクルで軍に混じり、よじ登ったポールに掲げられたトルコ国旗を引き下ろしたオメル・ムトル被告に対し、13年9ヵ月の懲役刑の判決が下された。

2014年6月7日、ディヤルバクル県リジェ郡でPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)による道路封鎖に対し治安部隊が介入を行い、衝突の最中に亡くなったラマザン・バラン氏の葬儀にて、ディヤルバクル第2空軍司令部の旗を引き下ろしたオメル・ムトル被告の裁判が、ディヤルバクル第5重罰裁判所で継続された。審理には、「軍事的立入禁止区域への侵入」「銃その他類似武器を携行しての集会、デモ行進」「武装テロ組織のメンバーであること」「国家主権のシンボルに対する公然侮辱」罪で26年の懲役刑を求刑されているオメル・ムトル被告及び弁護士が参加した。裁判所は、オメル・ムトル被告に対し13年9ヵ月の懲役刑の判決を下した。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:37200 )