イラン報道官、エルドアンのイラン訪問を批判
2015年04月06日付 Radikal 紙

フセイン・ナカヴィ・イラン国会国防安全保障・外交委員会報道官は、エルドアン大統領のイラン訪問に関して、「国を侮辱する人物の足元に赤絨毯を敷くのは、我々の外交にとって恥ずべきことである」という発表を行った。

イランのファルス通信の半公式発表において、フセイン・ナカヴィ・イラン国会国防安全保障・外交委員会報道官は、「エルドアンのイランに対する発言を考えれば、政府はこの訪問に許可を与えるべきではなかった。この訪問はキャンセルされるか、延期されるべきだった」と話した。

イランの報道官は、ロウハーニー政権が今回の大統領訪問を延期しようとしなかったことを、国会議員らは不快に感じていると述べた。

以前にもイラン議会のある一派の国会議員が、エルドアン大統領のイランに対する発言を批判し、ハサン・ロウハー二―大統領にエルドアン大統領を警告するよう要求したことがある。

エルドアン大統領は、イラン政府の中東地域における態度を批判し、「イランは中東地域を支配しようとしている。イエメン、シリア、イラクからすべての軍事力を撤退させるべきだ」と述べた。

この発言に対し、エルドアン大統領はイランの一部国会議員から非難を浴びたが、「私は彼らに言っているのではない。そもそも我々のイラン訪問の是非を決めるのは彼らではない。行くか行かないかの回答を行うのは我々である」と述べて批判した。
エルドアン大統領は明日イランにおいて、公式面会を行う予定だ。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:37261 )