外国人投資家のトルコ市場からの撤退続く
2015年04月16日付 Radikal 紙

外国人投資家によるトルコ株式・トルコ国債の売りが4月に入っても続いている。

中央銀行の統計によると、国外在住の個人の資産ポートフォリオにおけるトルコ国債保有残高は、4月10日の週、市場価格の変動及び為替差を除いて前週比2億150万ドル減となった。

同時期の国外在住の個人のトルコ株式保有残高も、1,122億ドル減少した。

国外在住の個人が所有するトルコ国債保有残高は、4月10日の週時点で450億ドルとなった。統計によると、4月3日の週に国債残高は452.8億ドル、調整済収入額は、1億7,500万ドルとなった。

国外在住の個人が保有するトルコ株式保有残高は、4月10日の週時点で529.5億ドルから530.8億ドルへ増加した。

中央銀行が過去に行った発表によると、外国人によるトルコ株式及び国債への投資額残高は、年初の2ヵ月で85億ドル減少した。

中央銀行の統計によると、外国人投資家による株式保有残高は、2014年末比7.2%減の575億ドルに減少する一方、国債保有残高は9.7%減の471億ドルとなった。

トルコ国際投資ポジション(UYP)の統計によると、トルコの国外資産額合計は、2014年末比1.0%増の2,324億ドルに上昇する一方、負債額合計は、4.1%減の6,346億ドルに減少した。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:37320 )