テッサロ二キ総領事館に火炎瓶
2015年04月18日付 Radikal 紙


テッサロニキ総領事館前で警備にあたっていた警官らに火炎瓶が投げつけられ、アタテュルク生家などもある総領事館の建物に命中した。

テッサロニキのトルコ総領事館前に置かれた派出所と、同じ通りにあった警察バスが火炎瓶攻撃を受けた。
ギリシャ警察の介入により事なきを得た攻撃では、火炎瓶が命中したアタテュルクの生家がある総領事館も大きな危機を免れた。

テッサロニキで昨夜21時頃、F型刑務所の閉鎖と、刑務所でハンガーストライキを行っている受刑者の釈放を要求するグループが、市内中心部でのデモを行った後、トルコ総領事館のあるテッサロニキのアギユ・ディミトリユ通りに移動した。

総領事館関係者の発表では、そこでデモ参加者らが領事館前にいた警官らに10本以上の火炎瓶を投げつけた。

火炎瓶が命中した総領事館の建物は外壁が燃える被害を受けたほか、警察車両1台も炎上したが総領事館職員により消し止められた。火炎瓶攻撃の際に通りを通っていて、火炎瓶の炎の被害をどうにか免れた女性も市民によって救助された。

テッサロニキでは以前にも似たような事件が発生しており、今回の攻撃は特に領事館の建物の近くで起こったと語る関係者は、市内でのデモの後、執拗に、続けて領事館の建物の前にいた警官を襲撃しようとしたのだと強調した。

テッサロニキのトルコ領事館前派出所は、これまで9回の襲撃を受けていた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:37338 )