映画「バクル(北)」への検閲、アンカラ映画祭でも
2015年04月17日付 Cumhuriyet紙


イスタンブル映画祭で上映予定であった『バクル(北)』に行われた検閲理由が、アンカラ国際映画祭でも適用された。コンテストは中止された。

イスタンブル映画祭(イスタンブル文化芸術ワクフ主催)で上映されるはずだった『バクル』に適用された検閲理由が、アンカラ国際映画祭でも適用された。アンカラ国際映画祭は、「アンカラ唯一の国際映画祭」という性格を持ち、今年は世界マスコミュニケーション研究財団(Dünya KİV)の主催で第26回が開催される。しかし、文化観光省が映画祭の中で行われる「ドキュメンタリーフィルムコンテスト」に出品される16本の映画と、「ショートフィルムコンテスト」に出品される31本の映画に対し、「申請登録」書類の提出を求めた。映画祭の主催者側は、これを受けてコンテストを中止した。映画祭で競われる予定であった映画の中に『バクル』が含まれていた。世界マスコミュニケーション研究財団の会長であるイルファン・デミルコル氏は、「この状況では、残念ながら公正なコンテストであるとはいえない。結果として、この状況は映画を上映できなくしてしまった」と述べた。

本紙が得た情報によれば、映画祭で行われる予定であったトルコ映画のための長編映画コンテストも中止される方針である。文化観光省がショートフィルムとドキュメンタリーフィルムに「申請登録」書類を求めたため、映画祭の長編映画コンテストの審査員も、映画祭主催側にコンテストの中止を求めたことが明らかになった。映画祭の主催者は、決定を審査員に委ねたという。

■文化観光省は「後悔している」が…

特に『バクル』に対し行われた検閲が芸術界の反感を集めると、映画総局もこの検閲の後に困難な状況に陥っている。文化観光省で、この件に関して長い会議が行われ、同省が支援する映画祭で「申請登録」に払われる料金が、文化観光省から映画祭へ返金されることも議題に上る可能性があることが明らかにされた。

これによれば、映画祭で上映予定だった作品は、規定に従い「申請登録」の申し込みを行うことになっている。

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(翻訳者:白尾みさき)
(記事ID:37339)