ユーロ、対リラ高騰
2015年04月30日付 Radikal 紙

アメリカ中央銀行が金利引き上げを6月以降に延期した影響によりグローバル市場で上昇したユーロは昨年2月10日以来初めて3リラを越えた。

 昨日アメリカ中央銀行による金利決定の結果、2.65リラまで下落したドルは、今日中央銀行エルデム・バシュチュ総裁の発表を受けて再び上昇した。

朝方1ドル=2.65リラだったのが午後には1ドル=2.68リラに上昇し、その後1ドル=2.67リラに下落し始めた。ドアン通信社の質問に対して答えたオランダの金融大手INGグループのチーフ・エコノミストのムハンメト・メルジャン氏は「昨日の中央銀行の発表は、もう6月中にアメリカ側は金利を引き上げないのが確実という状況を生み出した。これはドル対ユーロの相場に影響を与え、1ユーロが1.12ドルの上に上がった。ユーロは対リラでも上昇した」と述べた。

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( 翻訳者:満生紗希子 )
( 記事ID:37417 )