テロ容疑で2トルコ人逮捕―ドイツ
2015年05月01日付 Radikal 紙


ドイツで2人のトルコ人がテロを企てた疑いで身柄を拘束された。彼らはサラフィー派グループとの関連も調査されており、家宅捜索で手製の爆弾も見つかったことがわかった。

ドイツのヘッセン州にある容疑者たちの自宅で行われた家宅捜索において、手製の爆弾が見つかったことが分かった。フランクフルト検察当局は爆弾がいつでも使用できる状態にあったこと、そして彼らの自宅からは爆弾の他に弾薬や自動歩兵銃の部品を押収したことを明らかにした。また 検察が行った発表では、テロを企てているとして捜査が開始されたものの、具体的なテロ計画につながるものは発見されなかったと述べられた。
ヘッセン州の内務大臣もオーバーウルゼル市における一掃作戦によってテロ攻撃を未然に防ぐことができたと話している。ドイツキリスト教民主同盟所属であるヘッセン州のペーター・ボイット内務大臣が木曜日にヴィースバーデンで行った発表では、容疑者たちがサラフィー派と関係しているという疑いがあることも分かった。ボイット内務大臣は、警察と検察が当該の事件に関して何週間もの捜査を行っており、水曜日の夜に2人の容疑者たちの自宅で行われた家宅捜索の結果、テロ攻撃を企てていたことを確認したと述べた。

フランクフルト検察当局は、以前行った発表で、彼らの自宅での捜査によって手製の爆弾が見つかったことを認めていた。検察のスポークスマンであるシュテファン・ロイスツィキ氏は、二人の容疑者が34歳のトルコ人女性と35歳のトルコ系ドイツ人男性であることを明らかにしていた。拘束された男性が、かつて2007年にドイツでのテロ計画が露になったザウアーラント・グループと繋がっていたこと、そして現在、サラフィー派グループとの接触があるかどうかに関しては、確固たる証拠がないことが明らかにされている。

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( 翻訳者:三井景介 )
( 記事ID:37423 )