シリアはイランの支援により基盤を維持(2)
2015年04月24日付 Jam-e Jam 紙

 彼は、テロリストとの戦いで最終的な勝利を確信していると述べ、特にイラン・イスラム共和国とロシアを初めとするBRICsの支援国に感謝の意を表した。「わが国は変わらずテロとの戦いの渦中にあるが、最終的には勝利する。」

 ファイサル・メクダード氏は、バッシャール・アサド大統領の失脚を図った西欧、特に米国が手を引いた理由について問われ、「西欧諸国は、単に力を知るのみで弱者を理解することはできない。」と答えた。

 彼は、次のように続けた。「数日でチュニジア政権を転覆させ、その後にリビアに軍事侵攻した時、大統領はシリアの体制への干渉もあり得ると考えられた。」

 同氏は、「国際法や条約に、そしてシリアの人々が確立した法の正当性に反するにも関わらず、西欧はその目的のためにテロを利用している。」と述べた。

 また「バッシャール・アサド大統領は、昨年98%の得票率で再選され人々に信任されている。よもやこれらの西欧諸国に本当の民主主義が存在するというのであれば、私は、西欧が民主主義を信じていないと確信する。というのもこれらの国々では、組織や資本家たちが支配しているのだから。」と述べた。

 彼は「我々シリア国民は、わが国大統領の卓見により示された抵抗に結集し、シリア国軍がこの過程で何千人もの殉教を捧げ、国家の統治と独立を維持しているのである。」と述べた。

 同氏は、統治の維持にシリア国民が成功していると述べつつ、大統領が同国の土台を支える一部であるとし、「この四年間、シリア国民は知恵を振り絞り、国家の独立と統治を維持するためになすべきことはすべて行った。このような献身的行為はシリアにおいて依然として続けられており、バッシャール・アサド氏の存在と数々の困難との闘いにおける彼の忍耐と力、そしてその賢明なる指導により、シリアの体制は今後も維持されるだろう。」と述べた。
つづく


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( 翻訳者:DF )
( 記事ID:37440 )