国外投票はじまる、ドイツでは初日に4800人投票
2015年05月09日付 Radikal 紙


6月7日の国会議員総選挙のため、国外に住むトルコ人が投票を始めた。投票は5月31日まで続く。ドイツでは初日に約4800人が投票に訪れた。

ヨーロッパで第25回国会議員総選挙のための国外の有権者の投票が1日目を終えた。ドイツでは初日の投票数が約4800だったと発表された。投票用紙は袋に入れられ、総領事館のセキュリティールームに置かれた。

■三重ロックシステム

選挙の初日、ベルリン、ハンブルグ、ハノーバー、ドゥッセルドルフ、エッセン、ミンスター、ケルン、フランクフルト、マインツ、カールスルーエ、ストゥットゥガルト、ミュンヘン、ニュルンベルグで投票が行われた。14万人の有権者が住む首都ベルリンには選挙初日の投票終了後、8つの投票箱に入れられた投票用紙が袋に入れられて封印し、総領事館の三重ロックシステムでロックされた保安室に置かれた。投票用紙のセキュリティールームへの移動には各政党の代表者たちとベルリン総領事のバシャル・シェン氏も立ち会った。

ベルリン総領事のシェン氏は24日間の選挙レースの初日を終えたことについて、初日は約700の投票があり、13の総領事館の合計では4800人の有権者が投票したと発表した。シェン総領事は国会議員総選挙で初めて投票する国民の興奮を目の当たりにしたと語り、以前の大統領選の投票にも触れた。シェン総領事は総領事館の投票所インフラが適切だと確認できたと述べ、初日の投票作業は非常に上手くいったと語った。ドイツには約140万人の有権者がいる。

■「デンマークでの関心は8月よりも高い」

投票初日、デンマークに住むトルコ国民の一部も投票を行った。コペンハーゲンのオステルブロ地区のトルコ総領事館に置かれた2つの投票箱で朝から始まった投票にトルコ国民は[昨年]8月に行われた大統領選よりも大きな関心を寄せた。メフメト・ドンメズ在コペンハーゲン総領事が最初に投票を行った。ドンメズ総領事は投票後に次のように述べた。

「私が着任した土地土地で、国外のトルコ人が投票を希望していた。国もまず大統領選で、その後の総選挙でこれを実現した。今まで昨年に比べて上手くいっているようで、週末はより多くの関心が得られるものと期待している。あらゆる対策をとった。選挙が安全に実現した後、トルコ国民の投票用紙を無事にトルコへ送る。」

ドンメズ氏は、投票作業は5月31日まで続くと述べ、国民に投票を呼びかけた。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:37479 )