アタテュルクの「遺言」発見?
2015年05月11日付 Cumhuriyet紙


古文書館にないと言われていた偉大な指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの遺書が発見された。

遺言はアタテュルク森林農園にてアタテュルクの遺言と条件付き寄付を侵害して行われた建設工事に関する訴訟が行われる法廷に送られた。

トルコ技術者・建築家協会アンカラ支部、農業技術者協会、造園士協会、環境エンジニア協会アンカラ支部、都市計画協会アンカラ支部、アンカラ弁護士会がアタテュルク森林農園においてアタテュルクの遺言と条件付きの寄付を侵害して行われた工事に対して訴訟を起こした。裁判の経過において、国立古文書館総局は(この件に関する)アタテュルクの遺言書が古文書館には存在しなかったと述べ、裁判所に送らなかった。建築家協会アンカラ支部は遺言がないことをスキャンダルだとした。

ベイオール第6公証人役場と国立古文書総局は、アタテュルクの1937年6月11日付けの条件付き寄付に関する遺言と1938年付けの遺言を裁判所に送った。これに関して会見を行った建築家協会アンカラ支部支部長テズジャン・カラクシュ・ジャンダン氏は、「国立古文書館は裁判所に手間取らせ、国のシステムを滞らせ、書類さえ送らず混乱を招いた」と述べた。

■アタテュルク森林農園と”違法”宮殿で53もの訴訟

ANKAの報道によると、ジャンダン氏は会見で以下のことを述べたという。
「アタテュルク森林農園で、宮殿、アンカパーク、道路、周辺作業はアタテュルクの条件付き寄付と遺言を侵害している状態で進められている。ベイオール第6公証人役場と国立古文書館総局が裁判所へ送った遺言と条件付き寄付につての書類にはすべてが明確に記載されている。6月9日に裁判所はこれら書類を審理する。
この国では誰もが遺言と法を尊重する義務がある。アタテュルク森林農園の強奪と大統領官邸の工事に関する訴訟はこれで53つとなった。欧州人権裁判所へ(訴えるため)の準備を進めている。普遍的な法原理の前で今日でなくとも明日には大統領や首相をはじめとする誰もが行ったことの責任をとることになるだろう。」

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(翻訳者:桑迫静香)
(記事ID:37487)