革命防衛隊総司令官代理「サウード家はムスリム間に分断を引き起こしている」
2015年05月12日付 Jam-e Jam 紙

 イスラーム革命防衛隊総司令官代理は無防備のイエメン人民に対するサウード家による野蛮な侵略を非難した上で、「サウード家はムスリム間に分断の種をまき散らしている。分断を生じさせ、アメリカとイスラエルの目標を実現させるために動いている」と述べた。

 ホセイン・サラーミー防衛隊准将は火曜日の午前、サナンダジの「自由ホール」で開かれた「永遠なる偉業を生みだす者たち」と題された、クルド人ムスリム・ペシュメルガ部隊による大会の席上、「イスラーム世界は今日、他のいかなる時代にもまして、敵の陰謀に対する意識と正確な研究、そして認識を必要としている」と付け加えた。

 同氏はさらに、次のように述べた。

シオニストの陰謀に対するムスリムの前線基地だったシリアという名の国民は、ヨーロッパ諸国の陰謀や干渉、そして地域の反動的な諸政府の協力によって、今や破壊と混乱に巻き込まれ、その名誉は蹂躙され、街やインフラは荒廃の一途を辿っている。

 革命防衛隊総司令官代理はイラクの諸部族や諸宗派間に分裂を引き起こし、ムスリムたちを殺戮し、彼らの名誉を蹂躙するために、アメリカやヨーロッパ諸国、そして地域の反動的なアラブ諸国が企てた陰謀の数々に言及し、「今日、一部の者たちはイスラームの名の下で、イスラームの顔に剣を突き刺し、イスラームの慈愛に満ちたイメージを傷つけ、暴力と残虐、冷血をイスラーム世界に広めている」と付け加えた。

 サラーミー司令官はさらに、

イエメンでも貧困に喘ぐ無防備な人々、同国に住むムスリムたちはサウード家による極めて野蛮で、不条理きわまりない、実に馬鹿げた戦争・攻撃の的となっている。このような野蛮な攻撃は、アメリカやイスラエル、ヨーロッパ諸国のゴーサインと支援を伴ったものなのだ。

 と述べた。

〔後略〕

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( 翻訳者:42173 )
( 記事ID:37499 )