イラン人民、虐げられしイエメン人民との連帯を表明するためのデモ行進を実施
2015年05月09日付 Jam-e Jam 紙


 虐げられしイエメン人民へのサウード体制による攻撃と、アメリカをはじめとする人権主張国らによる今般の侵略行為への支持が続くなか、テヘランならびにイラン国内の数百に及ぶ都市で開かれた金曜礼拝の参加者たちは礼拝終了後、デモ行進を実施し、サウード体制の軍による侵略を非難するとともに、虐げられしイエメン人民に対する連帯の意志を表明した。

 イエメン人民への連帯の意志を表明するために、我が国人民がデモ行進を実施した一方、我が国の責任者たちも今般の危機が発生して以来、国内対話を通じた問題の解決の必要性を強調するとともに、外国による干渉を非難、その上でさまざまな方法を通じてイエメン人民に人道支援を届ける努力をしてきた。

 こうした支援活動の一例としては、過去数週間にわたって空路からの同国への支援の試みが挙げられる——ただし、サウジアラビアによる違法な妨害によって、これらの支援はイエメンの人々の手にいまだ届いてはいない。実際、赤新月社の最高指導者代理が昨日表明したように、本日もイランの人道支援を届けるための船舶が、赤新月社からイエメンに向かって出港することになっている。ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのアブドルホセイン・モエッズィー師が、昨日のテヘラン金曜礼拝の説教前の演説で明らかにした。

 テヘラン金曜礼拝導師も昨日の説教で、イエメンでの出来事に触れた上で、「残念なことに、過去44日間、国連安保理は被抑圧者を支持する代わりに、事実上、抑圧者を支持しており、犯罪行為が継続されるための状況を整えている」と述べた。

 〔アフマド・〕ハータミー師は一部のイスラーム諸国がサウード体制による犯罪行為に対して沈黙し、時に同調していることを批判した上で、これらの為政者たちに向けて、「歴史は今日という日を〔永遠に〕記憶に刻み込み、裏切りという刻印をあなた方の名の上に押すことになるだろう。ちょうど〔世界中の〕多くの諸国民が今日、サウード家に対して『二つの聖地の裏切り者』という刻印を押しているように」と語った。

 我が国の人民も昨日、各都市でデモ行進を行い、決議文を採択、サウード家がイエメンで行っている野蛮な犯罪行為を非難した。

 デモ行進に参加した人々はサウード体制による侵略への嫌悪の念を表明した上で、国際機関、特にイスラーム協力機構やイスラーム世界権利会議に対し、犯罪的で〔欧米諸国に〕従属的なサウード家の指導者たちを裁判にかけるべく、準備作業に着手するよう求めた。

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( 翻訳者:24173 )
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