イラン、イエメン人民への緊急支援の必要性を再度強調
2015年05月11日付 Jam-e Jam 紙

 イラン外務省次官は虐げられ、無防備な状態に置かれているイエメン人民に対し、緊急人道支援を行う必要性を強調した。

 イラン国営放送通信が報じたところによると、ホセイン・アミール・アフドッラーヒーヤーン次官は国連事務局の人道支援問題担当次長で緊急支援調整官のヴァレリー・アモス氏と電話で会談し、無防備なイエメン人民に対してサウジアラビアが軍事的侵略を継続していることを強く批判した上で、「非軍事施設や非軍事的標的に対する過去数日間の攻撃は、国際的なルールや人道的権利に対する明らかな侵害である」と表明した。

イエメンに救援船を派遣

 アミール・アブドッラーヒヤーン次官が国連事務局次長と電話会談を行う一方、昨日イエメン人民のためのイラン・イスラーム共和国赤新月社による人道支援船、名付けて「救援船」のバンダルアッバースでの積荷作業が終了した。

 イラン国営放送通信の報道によると、救援船は計2500トンの人道支援物資を積んでおり、内訳はコメ1200トン、小麦粉700トン、缶詰400トン、医薬品・医療機器50トン、ミネラルウォーター50トン、毛布2千枚、テント1千張、および調理器具・コンロ1千台、となっている。

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( 翻訳者:L )
( 記事ID:37501 )