イラク共和国のファウード・マアスーム大統領が高官団の団長として、昨日午後、テヘラン入りした。
イラン国営放送通信の報道によると、モハンマド・レザー・ネエマトザーデ鉱工業商業相がメフラーバード空港にて、イラク大統領を出迎えた。公式の歓迎式典は本日、我が国のハサン・ロウハーニー大統領の出席のもと、サアダーバード・コンプレックスにて開かれる予定。
ファウード・マアスーム大統領はこの訪問で、イラクの観光相、環境相、および商業相を率いている。イラク大統領はこの訪問で、イラン大統領との会談の他に、アリー・ラーリージャーニー国会議長やアリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記とも会談する予定。
今回の訪問は、ファウード・マアスーム氏が昨年モルダード月〔西暦7/8月〕にイラク大統領に就任してから初めてのイラン訪問である。
発表によると、二国間関係を拡大させること、ならびにタクフィール・グループやテロ組織との戦いに我が国の能力をさらに活用させること、が今回の訪問の目的に一つであるとのことである。
イランとイラクの貿易規模は昨年130億ドルだった。また、イラン・イラク両国にある無謬なるイマームたちの墓廟を訪れるために、両国からは年間350万人の参詣者が互いの国を訪れている。
イラク大統領は明日、記者会見に臨んだ後、テヘランを離れる予定である。
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( 翻訳者:42713 )
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