サレ夫人からダヴトオール首相に「会話禁止」令
2015年05月16日付 Milliyet 紙


サレ夫人の要請に基づき、ダヴトオール首相は遊説の際におしゃべりに加わらず、声を休めている。
得られた情報によると、サレ夫人はダヴトオール首相の声枯れについて、集会のために県から県へと飛び回っている際に、用いている飛行機やヘリコプターの中での、随行者らとのおしゃべりが影響していると、つまりその間、話したことが聞き取ってもらえるようにように、叫ばなければならないことが、影響していると考えた。

アフメト・ダヴトオール首相に、夫人から「会話禁止」令が下された。タイトな集会スケジュールのために、声枯れの問題を抱えているダウトオール首相が、サレ夫人の求めに応じて、集会のための遊説の際に随行者らとのおしゃべりに加わらず、声帯を休めており、この間に、集会のスピーチを練習し、訪れる県の郡(名)を暗記していることが分かった。

サレ・ダヴトオール夫人は6月7日に向けた集会マラソンを続けているダヴトオール首相に、遊説の間、「会話禁止」令をだした。時には一日に三回の集会を行い、またこれまで22日間の厳しい選挙活動を行っていたダヴトオール首相の声帯は、この過酷なテンポに耐えられなかった。ダヴトオール首相は先週集会をかすれた声で、どうにかやりとげた。今週の集会では、ダヴトオール首相の声が少し良くなっているのが注目された。それには、首相がたびたび飲んでいるはちみつ入りのリンデンティーのほかに、夫人であるサレ夫人が出した「会話禁止」令が効いていることがわかった。

得られた情報によると、サレ夫人は、ダヴトオール首相の声がすれが、集会のために県から県へと飛び回っている際に、用いている飛行機やヘリコプターの中での随行者らとのおしゃべりが影響しており、つまりその間に話したことが聞き取ってもらえるように、叫ばなければならないことが、影響していると考えた。
サレ夫人はこのため、ダヴトオール首相に、集会遊説の間「会話禁止」令を下した。この禁止にもとづき、ダウトオール首相は遊説(移動)の間、おしゃべりに加わらず、随行者の言うことを聞いているだけで満足しているとされている。

■話していない、暗記している

夫人が、首相の健康に関し敏感になったことで、行った「会話」警告に対し、几帳面に従っていることが明らかとなったダウトオール首相は、集会遊説の間、主に即興でのスピーチを好むのとは対照的に、彼のために用意されたスピーチ原稿に基づいて練習し、彼のスタッフが、聴衆にとてもプラスの効果を生み出しているということを指摘するのを受け、集会を行う県の郡を一つ一つ数え上げることができるよう、暗記をしていることが分かった。

■エルドアンもトラブルに見舞われた

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領も、首相の時代に行った地方選挙の選挙運動期に、ダヴトオール首相のように、声がかすれるトラブルに見舞われた。声帯のトラブルのため、コンヤとカイセリでの集会に参加しなかった。当時のエルドアン首相の代わりに、カイセリではエネルギー天然資源相のタネル・ユルドゥズが、コンヤでは当時の外相アフメト・ダヴトオール氏が有権者に向け演説を行っていた。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:37540 )