サナンダジ市周辺のスラム街、3倍に拡大(2)
2015年05月12日付 Jam-e Jam紙

 他方、こうした地域の住民の多くは、相対的な幸せを手に入れることを夢見て、都市郊外での生活という甘美なる蜃気楼を追い求めてきた、人口の少ない村落部や町からの移住者たちが占めている。彼らは〔スラム街に移住してから〕しばらくして後に、破滅的な泥沼に自らがはまり込んでしまったことに気がつくのである。

 イラン国内の都市の多くにあるスラム街には、長い歴史がある。しかし、その拡大が頂点に達したのは、多くの場合「強要された戦争」〔=イラン・イラク戦争〕後の70年代中頃から80年代〔※西暦で1990年年代中頃から2000年代〕にかけてである。その主な理由は、専門家によると、村落部や小都市では失業が蔓延し、適当な職が得られないこと、そして〔人口問題等への〕必要とされる監督が市の責任者たちによって行われていないことにあるという。

 この現象はサナンダジでは極めて懸念すべき危機的状況にあり、2004年から2010年にかけて、同市は世界銀行によってスラム街対策予算が割り当てられた〔世界?〕5都市の一つに位置付けられているほどである。

 コルデスターン州の元社会問題局長は〔‥‥〕、州都の郊外に広がるスラム街が直面する懸念すべき状況に触れた上で、次のように言っている。「サナンダジのスラム地区は市の人口の半分、すなわち54%を抱えている」。

 アターオッラー・ラフマーニー=アービーダル氏はメフル通信とのインタビューの中で、現在サナンダジ県内の13の地区、面積にして161ヘクタールに、無認可住宅地が存在すると指摘した上で、「スラム街拡大の第二波が、サナンダジ市周辺の村々にある無認可住宅地4ヵ所で発生しつつある〔‥‥〕」と付け加えている。

〔‥‥〕

つづく


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(翻訳者:詩)
(記事ID:37586)