イエメン軍は、サウジアラビア領に対する軍事作戦でサウジ兵10数名を戦死または負傷させた。
アル=マナールを引用したイラン国営放送(IRIB)の報道によると、人民委員会とイエメン部族連合は、サアダ県[イエメン北西、サウジアラビアと国境を接する県]北部のアラブ ‘Alab付近でサウジアラビア軍を攻撃した。この軍事作戦で1名の将校を含む28名のサウジ兵を戦死に至らしめ、5両の軍事車両を破壊した。
またサウジアラビア国境地域、特にアッ=ダーヒン[読み不詳]やアッ=ドゥード[同]、アル=アイン、アル=ハーラト、アル=ジャビリー、アラブ‘Alab、ボルジ・アブー・キャサーフ・アッ=ラディーフ[同]における類似の作戦においても一定数のサウジ兵を戦死または負傷に至らせた。
アル=マシーラTV放送は、次のように報告している。「イエメン軍および人民委員会は、シャブワ県アル=サイード地区に進軍し、この地域のアル=カーイダのメンバー多数を殺害もしくは拘束した。」
サウジアラビアは、ハッジャ県の国際協力ビルを空爆し、エチオピア難民5名を殺害した。
別のニュースは、イエメン部族連合もアラブ‘Alab国境検問所近くにあるサウジ軍の軍事拠点に向けて砲撃戦を行ったと報じた。
またイエメンから、非軍事関連地域やイエメンのインフラ施設へのサウジ軍の軍事侵攻において、10数名が殉教または負傷したとの報が入っている。
最も大きな被害与えた空爆は、イエメン北部のアル=ジャウフ県のバルティル=アナーンに対して行われた。
イエメンのザマール市の公立病院の広報は、サウジ軍による同市への空爆の結果、現在まで子供2名と女性4名を含む20名が殉教したと伝えている。
イランのプレスTV放送は、緊急ニュースとしてイエメンの主要県における2つの橋が目標となっていると伝えている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:HJ )
( 記事ID:37617 )