総選挙、海外投票100万人に到達か
2015年05月28日付 Milliyet 紙


残すところ4日間となった期日前投票を過去と比較すると、記録的な結果が出た。グルベティン投票プラットフォームのデータによると、国境の諸税関とともに国外で行使された票が67万5千票にのぼった。これは国外在住有権者の24%に届く数字だ。この数は今後4日間で100万票まで増える見込みだ。

6月7日の総選挙で最後の展開が近づく中、国外で暮らす有権者が投票へ向かう割合が今まで行われた選挙と比較して最も高い水準に達した。国外で5月31日まで続く投票期間の終了まで4日間となった。10カ国で設けられた150個の投票箱で、60万近い有権者が投票した。グルベティン投票プラットフォームのデータによると、国境の諸税関とともに国外で行使された票の合計は67万5千票となった。

■三倍にのぼった

ヴァタン紙の報道によると、高等選挙委員会(YSK)の発表によれば、今日まで国外居住の286万7千人の有権者のうち24%近くが投票したことになった。2014年における大統領選挙では国外で登録された278万人の有権者中23万1千人が投票に出向いた。投票したのは8.3%にとどまった。この数は[今回の選挙の]残す所4日間の段階で3倍にのぼった。ドイツの投票プラットフォームのデータによると、13人の投票所で行使された票は36万にのぼった。国境の諸税関とともにドイツでは40万以上の有権者が投票した。

■票の2%は海外から

YSKは、国外を含め2015年の有権者の数は5663万2千人であると発表した。ここ3度の選挙(2011総選挙、2014地方統一選挙、2014大統領選)の平均の投票率は82%であった。この数字に基づいて考えると、6月7日に4650万人の有権者が投票すると予想される。識者は、国外での投票が今の傾向のまま続くと、少なくとも80~90万人が投票すると見ている。これにより、国外からの票の影響は少なくとも2%になるだろう。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:37671 )