ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(5)
2015年05月20日付 Jam-e Jam 紙

この件に関し、社会、家族、そして関係機関は、

▼若者たちの倫理的、精神的、人間的価値観を強化し、物質的な基準を弱体化させること、
▼スポーツやリクリエーションのための施設を強化・拡充させ、若者の余暇を正しく管理すること、
▼子供たちや青少年の抱える愛情不足を解消させるための福祉・社会サービスを提供すること、
▼子供たちや青少年の家庭や学校における自尊心や自信を涵養すること、

によって、社会の中で若者が孤立化し、ヴァーチャル空間における交遊関係に彼らが依存するようになることを防ぐことができるのである。

また、ヴァーチャル空間におけるこうした病理・害悪を未然に防ぎ、対抗するためには、

▼www.cyberpolice.irのサイトを通じて、家族がサイバー警察の専門家に連絡すること、
▼教育用の動画やプログラムを活用すること、
▼子供たちの教育においてあまりに厳しく接したり、折檻したりせず、子供たちへの教育を安易に考えないこと、
▼バランスを保ち、放縦から身を遠ざけるよう子供たちを促すこと、
▼家庭内や社会において青少年や若者たちが安心感を得られるようにし、彼らが不安を感じようなことを防ぐこと、

なども挙げられよう。

つづく


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( 翻訳者:AWN )
( 記事ID:37710 )