イラク軍および義勇軍は昨日[5月22日]、ラマーディー市[イラク西部のアンバール県の中心都市]の東地域をテロリスト集団ISIL(ダーイッシュ)の手中から解放した。
AFP通信社の報道によると、ラマーディーの町の東7キロに位置するフサイバḤuṣaybahを解放するための軍事作戦が始まったことをテロリスト集団ISILに対するイラク軍前線駐留司令官は発表した。
彼は記者団に対して匿名を希望し、以下のように述べた。「現時点までに、フサイバの警察署とその周辺地域をテロリストの手中から解した。」
このイラク軍司令官は同様に、異端テロリストISILに対抗するイラク正規軍と義勇軍による作戦の著しい前進についても言及した。
イラクの最も重要な部族指導者のアル=ブーファフド・ラーフェ・アブドゥル=キャリーム・アル=ファハダーウィー氏もラマーディーにおいて、正規軍と義勇軍との作戦開始を支持した。
彼は、AFP通信に以下のように述べた。「フサイバ解放作戦は、部族軍の多岐にわたる協力とともに始まった。治安部隊は前進しており、現在広い地域を解放している。」
前述のイラク軍司令官も「この作戦には、連邦と地元の警察、国内軍[内務省管轄]、正規軍、義勇軍(ハシュドゥッ=シャアビーAl-Ḥashd al-Sha‘bī)、部族軍が参加した」と述べている。
異端テロリスト集団ISILは先週、アンバール県の中心部にあるラマーディー市を占領下に置いた。
同市の陥落は、昨年からISILへの対抗を口実にイラク領土へ爆撃を開始していたアメリカ合衆国指揮下の連合戦略の失敗と見なされている。
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( 翻訳者:8411168 )
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