ジュムフリイェト紙編集長ジャン・デュンダル支援に400知識人署名
2015年06月05日付 Radikal 紙


トルコ国家情報機構に関しての報道が原因で現在取り調べを受けているジュムフリイェト紙、その編集主幹のジャン・デュンダル氏を支援するために「我々国民」というタイトルの告知がおこなわれた。

アリ・ネスィン教授、ゲンチャイ・ギュルソイ教授、イルハン・テケリ教授、オスマン・カヤラ教授、そしてネルミン・アバダン・ウナト教授を含む400人もの有識者、法律専門家、作家、芸術家、そして人権活動家によってサインされた「我々国民」というタイトルの告示と署名のリストは次の通り。

「我々国民は、
シリアへ物資を運ぼうとしたトルコ国家情報機構のトレーラーの捜査を妨害することからはじまり、世間の目から隠され国家機密にしてしまおうとする、この暗い展 開が明るみになることを望んでいる。当該トレーラーで運ばれた物資が何であり、どこからどこへ、そしてどのような組織に届けられるのか、この運送物が国内・ 外の法的な侵害に連なるものなのか否か、という点について正しい情報の開示が国民としての当然の権利であることを、国と政府の関係者に告げる。

新聞、テレビの本来の役割は、人びとの生活に最大限関わる事態の展開に関して国民に情報を与え、真実を伝えることである。これら基本的役割を実行しようとしているジュムフリイェット紙、そして同紙の編集主幹であるジャン・デュンダル氏に向けられた圧力と脅迫は、情報を得るという我々の権利に対する明白な侵害であり、憲法にも反している。

憲法の保証する報道の自由に対する大統領の圧力と恐怖を終わらせ、そして検事や判事が法律に則り圧力に抗うよう喚起する。」

署名者略

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( 翻訳者:三井景介 )
( 記事ID:37722 )