メフメト2世の肖像画、サザビーで競売へ
2015年06月08日付 Radikal紙


オスマン帝国の偉大なスルタン、征服王メフメト2世を描いた3枚の油絵のうちの1枚が、7月8日にロンドンのサザビーズオークションにかけられる。有名なヴェネツィア出身の画家ベッリーニのアトリエにあった2枚組の肖像画は30万から50万ポンドの間で価格が予想されている。

世界的な競売大手のサザビーズが、これまでオークションに出品されなかった征服王メフメト2世の貴重な肖像画を顧客に提供する。オスマン帝国の偉大なスルタン、メフメト2世を描いた2枚組の肖像画が、サザビーが7月8日にロンドンで開催する「古の巨匠とイギリス絵画の夜の部」で競売にかけられる。

この絵はオスマン帝国のスルタン、メフメト2世(1432-1481)の時代あるいはこれに近い時代に描かれた、現存する3点の油絵の肖像画のうちの1点であり、オークションの目玉商品の一つだ。30万から50万ポンドの価格の間で売りに出されるこの肖像画は、この種の私的なコレクションで見つかった最新のものだ。スルタンが誰かと並んで描かれた希少な作品で、彼の横にいる人物は息子のジェム・スルタンであると考えられている。

この貴重な2枚組の肖像画は、有名なヴェネツィア出身の画家ジェンティーレ・ベッリーニ(1429-1507)のアトリエにあったもので、松製の画板の上に油絵具で描かれており、大きさは33×45cmである。200年間同じ一族が所有し、オークションに掛けられるのは今回が初めてだと考えられる。ベッリーニがイスタンブルに滞在していた1480年に描かれ、現在はロンドン国立美術館にあるメフメト2世の肖像画がそのオリジナルで、2つの肖像画は近い関係にあると言われている。

「征服者」あるいは「偉大なトルコ人」と称されるスルタン・メフメト2世は、1453年に21歳の若さでイスタンブルをビザンツ帝国から獲得し、富み栄えるオスマン帝国の首都に育て上げた。当時の有名なヴェネツィア出身の画家ジェンティーレ・ベッリーニは、メフメト2世によってイスタンブルへ肖像画を描くために、またヴェネツィア文化大使として1479年に招聘された。

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(翻訳者:須藤夏海)
(記事ID:37758)