ヨーロッパ競技大会、バクーで開催―開会式盛大に
2015年06月13日付 Hurriyet紙


アゼルバイジャンの首都バクーで開催される第1回ヨーロッパ競技大会が6万8千人を収容できるバクー国立スタジアムでの開会式と共にスタートした。開会式にはトルコを代表してレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が出席した。

オープニングセレモニーはアゼルバイジャン人歌手のアリム・カスモフさんによる民謡「サル・ゲリン」と、伝統音楽の一つ、ムガムのステージで始まり、同じく伝統楽器のナガラ50台の伴奏で、国の独立の年数を示す24からのカウントダウンが行われた。
その後ステージに登場した約千人のパフォーマーがアゼルバイジャンの絨毯芸術のモチーフを身に着け、人文字のマスゲームを披露した。パフォーマーの衣装でアゼルバイジャンの国旗が描き出されると、満員のスタジアム観客席からは大きな拍手が上がった。

その後アゼルバイジャン国歌斉唱があり、花火と共に国旗がポールに掲げられた。バクーにある歴史的なアテシュギャーフ拝火教神殿に、イルハム・アリエフ大統領によって4月26日に灯火された聖火は5,500キロの長旅を経て、アゼルバイジャン人のパラリンピック・チャンピオン、イルハム・ゼキエフさんによってスタジアムに運ばれ、大会の開会とされた。

■トルコの旗手は空手選手のエネス・エルカン

アゼルバイジャンの文化と歴史を表し、伝統的なミニアチュール芸術やシンボルが使われた花火や舞踊、ライトショーに続いて、出場する選手たちがそれぞれの国旗を持ってスタジアムに入った。オリンピックが最初に開かれた国であることからギリシャの選手団を先頭とする列の中で、トルコ人選手が入場すると会場は盛り上がり、立ち上がって拍手で迎えた。トルコの選手団の先頭には空手の世界チャンピオンでヨーロッパチャンピオンのエネス・エルカンさんが立ち、トルコ国旗の旗手を務めた。

選手入場で最も大きな拍手を受けたのはホスト国のアゼルバイジャンだった。2008年に一方的に独立を宣言したコソボもIOC(国際オリンピック委員会)に承認され、ヨーロッパ競技大会に18人の選手を送り込み、初めてオリンピックレベルの大会に出場した。

選手の入場の後、アメリカ人歌手レディー・ガガがジョン・レノン作詞の「イマジン」をピアノに合わせて歌った。

ヨーロッパオリンピック委員会(EOC)の旗が8人の選手によってスタジアムに運ばれ、ポールに掲げられた。旗を持った選手たちの中には2012年ロンドンオリンピックのテコンドー男子68キロ級で金メダルに輝いたセルヴァト・タゼギュル選手もいた。

観客の拍手が響く中、様々な舞踊やライトショーが続く式典で、アゼルバイジャン共和国イルハム・アリエフ大統領の妻でバクー・ヨーロッパ競技大会組織委員会のメフリバン・アリエバ委員長とEOCのパトリック・ヒッキー委員長が式辞を述べた。
式典はアリエフ大統領による競技開始の公式宣言と、約2千人の舞手が伝統的なアゼルバイジャンのハライである「ヤッル」を踊って閉幕した。

約6千人のキャストが出演した開会式の芸術監督は2004年アテネオリンピックの開会式にも関与したディミトリス・パパイオアノウ氏が務めた。

■エルドアン大統領は招待客

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、モンテネグロのフィリップ・ヴヤノヴィッチ大統領、セルビアのトミスラヴ・ニコリッチ大統領、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会のムラデン・イヴァニッチ議長、トルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ大統領、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領、ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相、ジョージアのイラクリ・ガリバシビリ首相、チェコ共和国代議院のヤン・ハマチェク議長、モナコ大公アルベール2世など、約15人の国家元首や指導者と、約40カ国の政府関係者が開会式に招待客として出席した。

トルコからはレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が出席した。エルドアン大統領とともにエミネ夫人、オメル・チェリク文化観光相、イスメト・ユルマズ国防相、タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源相、アキフ・チャータイ・クルチ青年スポーツ相、ビナリ・ユルドゥルム元交通海事通信相、アナトリア通信のシェネル・カザンジュ代表も参加した。

■大会は17日間

アゼルバイジャンの歴史において最も大きな規模の大会である第1回ヨーロッパ競技大会では、50カ国からおよそ6千人の選手が参加し、20種目で競われる。
4年に1回開催されることになっており、2016年のリオオリンピック前の重要な前哨戦だ。一部の競技では優勝した選手にはリオオリンピックへの切符が与えられ、また点数が与えられる競技もある。

バクーの5カ所の新設、7カ所の改修、6カ所の仮設の計18の施設で行われる大会期間中、外国から800人と国内から700人の合計1500人の記者が取材を行う。

シンクロナイズドスイミング、水泳、飛び込み、新体操、射撃、自転車、3×3、ビーチサッカー、ビーチバレー、トライアスロン、水球、アーチェリー、バドミントン、卓球、バレーボール、ボクシング、フェンシング、空手、テコンドー、柔道、レスリング、サンボ、カヌー、陸上といった競技が行われるヨーロッパ競技大会は17日間続き、6月28日に行われる閉会式で終了する。

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(翻訳者:南澤沙織)
(記事ID:37818)