クルド語通信簿を手に!
2015年06月12日付 Radikal 紙


ジズレ郡ヌール区で昨年設立、学校教育を開始したのち、3度の閉校に追いやられたにも関わらずクルド語教育を続けたベリヴァン小学校の生徒72人は、今日通信簿を受け取った。1年生を終えた生徒たちは、2年生に進級した。

ベリヴァン小学校では学年末の終業式が開かれ、生徒たちは成績表を手にした。式にはジズレ郡のレイラ・イムレト郡長、教師、生徒のほか、生徒の家族やSTKの代表者らも出席した。成績表授与の前に、生徒らはクルド語の歌を合唱した。地元の衣装を着て集会に出席した生徒たちは一人ひとりの名前を呼ばれ、成績表を受取った。

保護者のハティージェ・デミルタシュさんは、上の5人の子供はトルコ語で授業をする学校に行かせたが、この学校の教育に満足しているとし、次のように話した。「私たちクルド人にとって本当に喜ばしいことです。平和は、私たちクルド人が成功できれば素晴らしいことです。子供たちはクルド語の学校に行くほうが良いでしょう。クルド語の学校に満足しています、他の学校よりもずっと良い。読み書きを始め、すべての学科を学び、神の導きがあれば来年は2年生になります。この学校は素晴らしいです。」

教師のナリン・サトゥジュさんは1年を無事に終えて、幸せで感動していると話した。「初めにこの学校を開いたとき、私たちは興奮していました。クルド語、母語で子供たちを教育するのです。今日、学校は1学年の終わりの日を迎えました。だから子供たちはいつも平和を愛するのです。読む言葉、話す言葉、書く言葉、道徳の言葉です。この平和は私たちの平和です。」

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( 翻訳者:進藤鮎花 )
( 記事ID:37819 )