米国ギュレン系学校で内部告発
2015年06月17日付 Hurriyet紙


アメリカでギュレン・ジェマート(教団)の学校に対するFBIの捜査に加え、職員たちが学校に対して差別裁判を起こした。元職員がアメリカに来る際、ビザの申請で虚偽の申告をしたことを明かし、給料の一部をジェマートに提供するよう求められたと主張した。

アメリカでギュレン・ジェマートに近い人物たちによって運営される学校に関する議論が続いている。予算の大部分が国によって賄われ、「チャーター」と呼ばれるこれらの学校についてFBIが2011年以降公に行ってきた捜査が続く一方、今度はジェマートの管理下にあると考えられるこの100以上の学校に対して職員たちが起こした差別裁判が加わった。

2014年6月にFBIによって差し押さえられた、ジェマートに近い「コンセプトスクールズ」によって運営される19の学校の一つ、ホライゾン科学アカデミーで働いていたメアリー・アッディさんが起こした差別裁判ではジェマートに対して厳しい非難が起こった。

■「ジェマートは私の給料を奪おうとした」

アッディさんの夫、ムスタファ・エマネトさんは裁判の中で先月裁判所において行った宣誓供述でこれらの学校で働くためにトルコからアメリカに来る際、当時の学校の経営者たちの指示でビザ申請時に虚偽の申告をしたと主張した。2006〜2009年の間にホライゾンで働いたエマネトさんはトルコでビザの面接に行った 際、当時の学校の経営者本人からホライゾンの経営陣と何度も電話面接を行ったと言うよう求めたと語った。

しかしエマネトさんは実際は面談が行われていないと明かした。またエマネトさんは「給料が2万8千ドルから4万2千ドルに上がり、毎回給料の支払いの時期になるとこの差額を現金でギュレン運動に提供することを求められた」と主張した。

■年間5千万ドルの援助

ジェマートに近いホライゾンアカデミーとノーブルアカデミーがオハイオ州から得た年間の支援額が5千万ドルに達する一方、これらの学校の運営を担う、同じくジェマートに近いコンセプトスクールズは訴えを拒絶した。コンセプトスクールズのサリム・ウチャン副代表はヒュッリイェト紙の取材に対し、この件について次のように述べた。「我々が運営する学校の一つが6年前に契約違反を理由に解雇したメアリー・アッディという名の教師が、私たちについて一連の訴えをもって2015年2月に裁判所に申し立てをした。この訴えはメアリー・アッディの夫、ムスタファ・エマネトの訴えも含んでいる。メアリー・アッディは以前にも同じ訴えで様々な国家機関に申し立てを行ったが、これらの機関は訴えが誤っていることを確認した。メアリー・アッディが同じ訴えで再び裁判所に申し立てたことは 本人にとって不幸なことである。これによって現在法的期間が始まった。この訴えが正しいかどうかが法の下で確認されるだろう。」

■性差別

一方、同じくホライズンに対して開かれた性差別裁判で2005年から2014年2月までホライズンに勤めたジェニファー・マクイーンさんはこの期間中に自分と同 じ仕事をしている男性に、自分よりも多い給料が支払われたと主張した。マクイーンさんは2013~2014年度にホライズンから年間28,500ドルの給料を受ける一方、勤続年数が短いある男性職員は7,167ドル多く稼いでいたと述べた。マクイーンさんは働いている期間の差別による損害を補償するよう要求した。

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(翻訳者:南澤沙織)
(記事ID:37889)