出産援助金に母親殺到
2015年06月22日付 Milliyet 紙


政府から第一子には300リラ(約13,875円)、第二子には400リラ(約18,499円)、第三子には600リラ(約27,748円)を援助するという出産援助制度には、1月で記録的な申請が行われた。家族・社会政策省のデータによると、1日当たり平均3,500人の母親が、出産援助のために申請を行う一方、申請が始まった1月の間に行われた申請件数は、10万件に近づいた。出産援助金は、7月から支給が始まる。

アフメト・ダウトオール首相によって提唱された出産援助制度は、5月15日から正式に始まった。トルコの若年層の人口構成を維持し、出生率を上げるため に、2015年5月15日から、出産した全て母親に無条件に第一子には300リラ、第二子には400リラ、第三子には600リラの援助を行っている。制度を利用するには、新しく生まれた子供の身分証と家族省の県事務所、あるいは、社会生活センターで申請すればよい。国外で生活しているトルコ国民はというと、領事館を通して申請できる。出産援助は、世帯の児童数に応じて、母親に支給される。母親がいなければ、父親、あるいは、育児している親戚に支給される。

■毎月平均10万人

家族省は。毎月平均10万人の出産援助制度の利用を目標としている。出産援助の申請には、子供を住民登録する必要がある。生まれた子供の住民登録をした母親、あるいは、父親が、ID番号を使って、省のサイト上で申請様式に入力できる。

■最初の支給は7月

5月に施行された出産援助規則に則り、全ての申請と手続きが出産援助システムを通じて行われている。この枠組みの中で、申請が適正かどうかの審査が続けられている。最初の出産援助金の支給は7月に見込みである。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:37927 )