ドイツ人観光客獲得作戦!―ロシア人が来ないので・・
2015年06月25日付 Radikal 紙


ドイツ人観光客市場に向かって力の入ったキャンペーンを展開するアンタルヤの観光業者らは、3ヶ月で15,000の旅行販売拠点と交渉し、RTKグループの旅行業者上位1,100社をアンタルヤ県ベレキに招致した。Germanyfans社CEOのヒュセイン・バラネル氏は、下記の通り述べた:「ドイツ市場に関する3月のデータは酷いものであった。我々はITBフェア(ベルリンで行われた観光フェア)を待ったが、上手くいかなかった。これを受け、ドイツ向けキャンペーンを開始し、上手くいったのだ。」

ロシア人観光客市場で生じている不況によるトルコ観光への影響を抑えるために、ドイツ人観光客市場に向け、力の入ったキャンペーンを行うアンタルヤ観光業者らは、3ヵ月で15,000の旅行販売拠点と交渉した。これに留まらず、業界の代表陣は、10月RTKグループの旅行業者上位1,100社をアンタルヤ県べレキに招致する為動いた。

■詳細を語った

10月2~5日の日程で行われる観光フェアの好影響が、既に観光客数に影響を及ぼす一方で、トルコ観光業界の生命線であるキャンペーン詳細についてヒュリエット紙に語ったGermanyfans社CEOのヒュセイン・バラネル氏は、この活動では、多くの主要観光組織の幹部、従事する人々の努力があったと述べた。

■キャンペーンを開始した

バラネル氏は、ドイツ人観光客市場に関する3月のデータは、「酷いものだ」と言って解説を行い、「2015年のデータは、2014年比24%減であった。我々はこのプロセスでITBフェアを待っていた。しかし、駄目だった。これを受け、トルコの旅行業者は、ドイツ向けキャンペーンを開始した。ドイツを始めドイツ語圏の国において、15,000の旅行販売拠点と提携した」と述べた。

■国からは支援なし

旅行販売拠点との交渉の結果、市場の状況に応じた料金の調整、宣伝が行われたと述べるバラネル氏は、「観光客へアクセスすべく、あらゆるチャンネルを試みた。ソーシャルメディアをかなり駆使した。トルコのホテルの販売マネージャーは、信じられない、尋常でない努力で奇跡と呼べる成功を果たした。国の組織から一切の支援を受けず、90日でマラソンを走って惨事と呼べる状況を好転させた」と述べた。

■旅行客、影響を受ける

10月にアンタルヤ県べレキで開催される観光フェアが、旅行販売に好影響を与えていると語るバラネル氏は、次の通り続けた:「この観光フェアが生み出す熱狂はまさに、ドイツ人観光客市場を動かすに十分だった。何故ならば、旅行業者は招致された観光市場をより売り込んでくれる。『私もアンタルヤに行こう』と言う言葉さえ、旅行客に影響を与えるのだ。」

■ビタミン剤を与えた

我々はこの影響について正当に評価している。旅行業者1,100社に訪問頂くことで、ベレキはある意味ITBフェアへと変わる。本イベントの計画段階で主要関係者には尽力してもらった。Gloriaホテルのヌリ・オザルトゥン氏、Xanaduホテルのアイハン・ベクタシュ氏、Ela Aality Resortホテルのアフメト・アクバルク氏、Barutホテルのアフメト・バルト氏、OTİUM Otelcilik アイハン・ベクタシュ氏、ブラル・オゲル氏。他にも列挙出来ていない多くの関係者が今回のイベントのため、全てを発揮してくれた。また、観光のピークシーズンにこれを行ったのだ。トルコ観光業界には、ビタミン剤のように効いた。

■3つの主要題目

アンタルヤ県ベレキで開催される観光フェアでの主要な題目に関し語るヒュセイン・バラネル氏は、「我々はこのキャンペーンを非常に重視していた。もし、この活動が行われなかったら、正直アンタルヤは行き詰っていたかもしれないが、奇跡が生み出された。ベレキのフェアでは3つの題目を取り扱う。1-トルコの豪華な客室、ヴィラの紹介が行われ、ドイツ富裕層の観光客を狙う。2-アンタルヤでどれ程のヘルス・スポーツツーリズムを展開出来るか重点的に取り扱う。3-欧州では誰も(アンタルヤで開催される)EXPO2016のことを知らない。我々はゲストをEXPO会場にお連れし、紹介したい」と述べた。

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( 翻訳者:山根卓郎 )
( 記事ID:37967 )