三児の母のアメリカ人女性、YPGに加わる
2015年05月16日付 Radikal 紙


三児の母であるアメリカ人女性、サマンサ・ジョンストンさんがイラクで人民防衛隊(YPG)に参加していることが明らかとなった。
三人の子供を持つアメリカ人女性サマンサ・ジョンストンさんが、IS(イスラム国)と闘うYPGへ参加していたことが明らかとなった。25歳のジョンストンさんは、フェイスブックのページから毎日イラクでの生活をシェアしている。
テレグラフ紙の情報によると、以前アメリカ軍にエンジニアとして加わっていらジョンストンさんは、海外での任務は未経験で、実際の戦闘には加わらなかったようだ。イラクへ行く前は、休暇のため日本にいたことを話したジョンストンさんは、すぐに飛行機のチケットを買ったようだ。
ISのセンガル攻撃の後、YPGへの参加のいきさつを説明したジョンストンさんは「非常につらかった。空港へ行くとき、涙が出てきて、行かない方向で心を決めていた。しかしもし行っていかなかったら、自分を許さなかっただろう」と語った。

■何もせずにはいられなかった

ジョンストンさんはYPGに参加した理由を、「これらの子供たちはホームレスで孤児となっていた。彼らの母親や姉妹はレイプされ売られた。父親たちは殺された。彼らは苦しんでおり、私は自分が(こうした状況を)見過ごすことはできないということを知っていた。子供たちの目をじっと見つめると、助けるために何もしないとは言えなかった。今、自分の子供たちの側に戻りたいと思っているが、私にはある目的がある」と説明した。
シェアしたフェイスブックには軟百ものコメントが押せられているジョンストンさんが、5月8日に投稿した写真では、一台のトラックの後ろで、銃を持ってポーズを取っているのが見られた。ジョンストンさんはその写真を「日焼け止めをくれませんか。クルド人の女性たちはこの太陽の日差しに馴れているけど、私の姿はお化けのよう」というコメントと共に投稿した。

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( 翻訳者:大畠梨沙子、奥村茜 )
( 記事ID:37996 )