公益判別評議会麻薬撲滅独立委員会委員長「合成麻薬の使用者数、1万人から40万人に」
2015年06月24日付 Mardomsalari紙


 公益判別評議会麻薬撲滅独立委員会の委員長は、「〔革命から約〕35年がたち、〔‥‥〕合成麻薬の使用者数が1万人から40万人にまでなってしまったことについて調べるために、統計を評価し、モニタリングする強力なセンターが〔麻薬撲滅〕本部内にできてはいけない理由など、どこにあるというのか」と訴えた。

 アリー・ハーシェミー氏はイラン学生通信とのインタビューで、「麻薬」問題は極めて複雑な現象だと指摘した上で、「さまざまな文化的、政治的、経済的、社会的な要因が麻薬中毒問題の発生に関わっている。この問題を解決するためには、先に挙げた〔関係する〕すべての機関の参加が必要だ」と述べた。

 第8期政権〔※2001〜2005年の第二次ハータミー政権〕で麻薬撲滅本部の事務局長を務めた同氏は、さらに次のように続けた。

例えば75年〔西暦1996/97年〕、若者らの未来に対する希望の程度を測る目的で、ある世論調査がテヘラン全域で行われた。その結果、30%〔の若者〕が人生に希望を抱いていたことが示された。同様の世論調査が、77年の終わり頃〔西暦1998年前半〕に再び行われたが、結果は正反対なものとなった。未来に対して希望を抱く〔若者ら〕の割合が8割にまで高まったことが示されたのだ。この調査が示しているのは、政治的参加がどれだけ社会の人々の生活や状況に影響を与えうるのか、ということである。

 同氏は「麻薬中毒問題をめぐって起きている統計結果の操作は、麻薬撲滅に向けた目標の推進を阻害するものであり、残念ながら〔麻薬撲滅〕本部事務局の責任者らは前政権〔※アフマディーネジャード政権〕が取った誤った道を継続させている」と指摘し、国内における麻薬中毒に関する統計の発表のあり方を強く批判した上で、次のように語った。

〔麻薬撲滅〕本部を第9期政権〔※2005年から2009年の第一次アフマディーネジャード政権〕に引き渡した第8期政権では、〔麻薬〕使用者の数は372万人だった。このうち、250万人は〔麻薬の〕常習者で、残りは時折気晴らしに麻薬を使用するだけの人だった。

 ハーシェミー氏はさらに、次のように続けた。

実際、当時麻薬を確実に常習する者たちが250万人存在した。さて、第9期政権が発足した際、どのようなことが起きて、〔アフマディーネジャードは〕最初の発言で麻薬常習者の数を75万人と発表したのだろうか。そしてどのようにして、〔2期にわたるアフマディーネジャード政権の〕8年間でこの数字は徐々に135万人に上昇していったのであろうか。このような統計操作によっても、彼らは第9期と第10期の2期にわたる〔アフマディーネジャード〕政権の期間中、麻薬中毒は100%増加したことを認めているわけだが。

 90年〔西暦2011/12年〕、麻薬中毒の広がりに関する調査が行われたが、当時の大統領〔=アフマディーネジャード〕はその結果の公表を許可しなかった。〔後に明らかになったところによれば、〕時折気晴らしで〔麻薬を消費する〕人たちも入れて、国内には「400万人の〔麻薬〕使用者」がいることが、この調査で示されているという。

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(翻訳者:IM)
(記事ID:38028)