犯罪と逸脱行為の減少する月、ラマダーン(1)
2015年06月24日付 Jam-e Jam紙


【ジャーメジャム紙別冊タペシュ13面】毎年、ラマダーン月が始まると、社会における犯罪や非行の件数が減少するのを、われわれは目にしてきた。警察の統計によると、この月、犯罪は30パーセント以上減少するとされ、特に道徳犯罪の分野での減少は顕著である。

 この月、われわれは一種の内的変化を経験し、罪を犯さぬよう、自分の目や耳、口にいつも以上に気をつけるようになる。こうした自己統制は犯罪者たちにもみられる。罪を犯すことが習慣となっている犯罪者たちもまた、この月には罪から身を遠ざけようと努力するのである。めでたきラマダーン月は、一種の内的変化を人類にもたらす。ラマダーン月は社会にいる犯罪的な輩からも、自らの恵みを奪うことはないのである。

 この月、規範の影響力が、無規範を上回るようになり、断食を行う人は一種の自己制御力を身につけるようになる。彼は飲食を制御することに加え、醜悪な行動をも制御する。

 専門家らによると、人間の行動は社会を支配する諸々の状況の影響を受けている。精神的で倫理的な雰囲気が社会を覆っているとき、それは人間の行動にも影響を及ぼし、彼は罪を犯さないようになるのだ。

 特にイランのような国では、人々の間にある宗教的な信仰の存在が、人が罪を犯し、聖法に反する行動を取るのを妨げる。しかしここで指摘しておかねばならないのは、経済的な貧困や金銭的な窮乏といった、極めて重要な要素が、社会の基礎を破壊する行為の強力な動因となるという事実である。さほど宗教的信仰の強くない人の場合、ときにこの種の〔一時の〕過ちによって、〔全身が〕罪にまみれてしまうこともあるのだ。

つづく


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(翻訳者:8413306)
(記事ID:38149)