【ジャーメ・ジャム・オンライン】アフガニスタンのナンガルハール州において、ダーイシュとターリバーン双方のタクフィール主義〔※〕のテロリストらの間で激しい戦闘が勃発し、同州のダーイシュの指導者を含む12人が死亡した。
※訳注:厳格なイスラーム解釈のもと、「不信仰者」(カーフィル)とみなされる人物(例えばシーア派)に対して「背教徒宣告」(タクフィール)をして、その者を処刑する権利が自分たちにはあると考える主義のこと。
アフガニスタン国家安全保障局の局長は、同国におけるダーイシュの活動拡大に懸念を表明した。
アフガニスタン国民の多くは、ダーイシュと呼ばれる集団は、ターリバーンから離脱した勢力に他ならず、最近になって同国の治安の不安定化を狙って、外国の黒幕の手によって、ダーイシュの黒い旗を掲げるようになったと考えている。
イラクとシリアの一部を占領したダーイシュというタクフィール主義のテロ組織は、ここ数週間でアフガニスタンでも活動を開始しており、この組織のメンバーらと、ターリバーンおよび治安部隊との間の戦闘に発展している。
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( 翻訳者:ST )
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