ベレキ観光投資協会（BETUYAB）のジェミル・ウウルル会長は、G-20サミットの準備に関連した非常に特別な情報を共有した。

世界の人口の66%を代表する最大の国際プラットフォームであるG-20の受け入れ準備をしているアナトリアで息が飲まれた。ベレキ観光投資協会（BETUYAB）のジェミル・ウウルル会長は、11月15・16日にベレキで行われるサミットの前に行われる特別な準備に関してヒュッリイェト紙に情報を提供し、レグナム・カーヤ・ゴルフ・スパ・リゾートホテルがサミットのメインビルとして発表されたと述べた。

■2棟の特別な別荘

ウウルル会長は、トルコを始めとして、アメリカ、イギリス、ロシア、日本、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、インド、中国、インドネシア、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、EU委員会の首脳が歓待されるサミットのために特別の建物も準備されると述べ、バラク・オバマ米大統領のために強化大理石と防弾ガラスが使われた2棟の特別な別荘も準備されると述べた。

■船内に滞在予定

サミット前に最初に届いた情報によると、オバマ大統領がベレキのホテルで滞在するという。しかしウウルル氏は、この情報が数日前に変更されたと強調し、「これらの別荘は完成されつつあるが、この投資に参加している我々の友人が失望する可能性がある。我々の元に届いた最新の情報によると、G-20サミットに参加する予定のオバマ大統領は、我々のホテルに泊まる計画はないとのことだからだ。高官によると、オバマ大統領が専用船に2日間滞在するとのことだ。つまり、オバマ大統領は会議に参加し自分用に割り当てられた船に滞在するということだ」と述べた。

■一部地域は封鎖

ウウルル氏は、G-20にはオバマ大統領だけではなくウラジーミル・プーチン露大統領、アンゲラ・メルケル独首相など錚々たる各国首脳らの出席が期待されていると述べ、組織についてセキュリティ対策が続けられることを強調し、次のように述べた。「11月10日～20日の間、ベレキは一部封鎖される。ウチクム・テペスィ、タシュルブルン、埠頭地区にあるホテルでは、一切客を受け入れない。セキュリティに関連する対策は、外務省が管轄している。我々はアイシェ・スィニルリオール外務事務次官から指示を受けている。」

■従業員に特別な対応

「さらに、我々のホテルで勤務する人員に対してもセキュリティ対策が行われることが望まれた。従業員に対する情報収集が行われる。サミット開催中、入口は1つに制限される。さらに、従業員入口として地域以外のある場所を明確にするようにと要望された。もちろん、この通りにするのは非常に難しい。なぜなら、この地域は非常に広いからだ。さらなるセキュリティ対策のため、我々が何を出来るかを探っている。」

■数千万リラ規模の別荘

ヒュッリイェト紙は、オバマ大統領のために準備されたと言われる数千万リラ規模の別荘の建設に携わった関係者にも話を聞いた。別荘に関する最初の情報は、「1つの別荘に2500万リラかかっている。イスタンブルから計画が届くとともに、別荘の建設を始めた。別荘の主要部には、煉瓦はほとんどまったく使われなかった。煉瓦の代わりに特別な材質の強化大理石を使用した。建築の骨組みは、すべて圧延鋼板の上に作られた。我々の別荘には、最新技術の防弾ガラスを使用した。」

■上空も閉鎖

アンタルヤがホストを務めるサミットに関連して行われる活動について語ったアンタルヤのムアンメル・チュルケル知事は、外務省調整の元特別かつ非常に綿密な準備が行われていると述べた。チュルケル知事は、サミットのため、数日間この地域の通過は飛行機も含め許可されないと述べ、G-20事務局が空域の設定を要求していることなど多くの細かい事項があると述べた。チュルケル知事は、特別の努力を尽くしていると述べ、「電話回線、インターネット、電気の問題がないよう。例えば、会場に追加の配電ユニットを配置している。さらにこれらがすべて互いに衝突しないよう、例えば一方が機能せず他方が動くといったようなストレスがないように、調整会議を行っている。皆が連動せず働けば、問題も起こりとコストも発生するからだ」と述べた。

■予備の会議会場もある

チュルケル知事は、外務省がチームをアンタルヤに派遣しはじめ、大使がこの件について任命され、このチームもホテルに滞在すると述べ、サミットの会議が5つ星のレグナム・カーヤ・リゾートホテルで行われると述べた。チュルケル知事は、なんらかの問題に備え他のホテルも予備として完璧に会議のホスト役を務められるように整えると述べた。チュルケル知事は、「会議が行われる可能性のある代替ホテルも準備されている。なんらかの問題が起こった場合は、すぐにそこが機能しはじめる予定だ。つまり、エラーなしで動いている」と述べた。

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（ 翻訳者:永山明子 ）
（ 記事ID:38207 )