ダーイシュ、シナイ砂漠でエジプト軍に大規模攻撃(2)
2015年07月02日付 Jam-e Jam 紙

 シナイ地域にあるアル=アリーシュ病院の医療関係者らの話によると、少なくとも35人の遺体がこの病院に搬送され、そのうちの多くを軍の隊員が占めていたという。

 こうした中で、「スーメリーイェ・ニューズ」のような一部情報筋は、軍側の死者数は約60名に上ると報じている。その一方で、軍の関係筋は昨日の正午半までに22名のテロリストを殺害し、彼らが使っていた3台の軍用車を破壊したと発表した。

 他方、テロリストらは襲撃で、軍の戦車2台を奪い取ることに成功している。

 今回の攻撃が続けてられているさなか、「スィーナー(シナイ)州」を名乗ってエジプト国内で活動を行っているテロ組織ダーイシュ(イスラーム国)は、今回の攻撃への関与を認めた。

 この組織の支持者らはツイッターなどのソーシャル・ネットワーク(SNS)上で、〔エジプト〕軍をシナイ半島から一掃するために、ダーイシュの部隊は同地域で全面攻撃を実行したと表明した。

 シナイ地域は昨年11月に、テロ組織「エルサレムの支援者」がダーイシュにバイア(忠誠)を誓い、「スィーナー州」の立ち上げを宣言して以降、不安定化している。この地域で起きたテロリストらによる最大の攻撃は、昨年10月に起きたもので、軍の兵士数十名が殺害された。それ以降、この地域では非常事態が宣言されている。

 今回の襲撃は、エジプトのアブドゥル・ファッターフ・アッ=スィースィー(シシ)大統領が火曜日に、ヒシャーム・バラカト氏の葬式において、テロリストへの対抗策として厳しい措置を講ずると表明したなかで起きた。この発言からほんの数時間後、エジプト人兵士1名がカイロ博物館の前で殺害されている。さまざまな状況証拠から、今後エジプトは混乱した日々を送るであろうことは、明らかだ。

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( 翻訳者:SY )
( 記事ID:38213 )