ウルミエ湖の乾燥化がもたらす危険な結末
2015年07月02日付 Jam-e Jam紙

 東アゼルバイジャン州の危機管理本部の局長は、「ウルミエ(オルーミーイェ)湖の乾燥化の影響は、半径500キロメートル地域の人々の暮らしや農作地にも及ぶだろう」と述べた。

 イラン国営通信(IRNA)の報道によると、ハリール・サーイー氏はさらに、「もしこの湖を乾燥化から救うことができなければ、この地域は塩分を含んだ砂塵を地域にまき散らす中心地となり、その砂塵は半径650キロメートル地域にまで影響を及ぼすことが予想される」と付け加えた。

 同氏によれば、ウルミエ湖の乾燥化によって、・農作地が砂漠に変わる、・人々の生計に影響が及ぶ、そして・近隣州や砂塵の通りに道に位置する街では一部の肺疾患やガンが猖獗を究めるようになる、などの重大な結果がもたらされるという。

 東アゼルバイジャン州危機管理本部の局長はさらに、「現在政府は〔‥‥〕、1402年〔西暦2023年〕までにこの湖の水位を生態系にとって望ましいレベルにまで増やそうと努めている。湖の水量は約145億立方メートル必要だ」と指摘した。

 サーイー氏はまた、「国家的なプロジェクトだけでなく、東アゼルバイジャン州でも〔‥‥〕州の水の消費量を4割削減して、〔現在の〕31億6千万立方メートルから14億6千万立方メートルにするための5カ年計画が策定されたところだ」と指摘した。

 同氏はさらに、「ウルミエ湖の再生には全員の協力が必要である。もしこれが実現されなければ、88ヘクタールあるアジャブシール県の農地は、数年後には沙漠や塩漠と化してしまうだろう」と言明した。

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(翻訳者:KBT)
(記事ID:38226)