トルコの観光業、その惨状
2015年08月01日付 Radikal紙

法外な値段、仕事が出来ない従業員や他にもいろいろ… 夏休みは良いが夏休みを台無しにすることが多すぎる…

今週私は夏休みだった。当然、夏休みは良いものだ。時事問題から遠ざかり、距離をおいて軽く話題にすることはあるが、煩わされることはない。しかし夏休みを台無しにするような、観光業に深刻な害を与えるだろう多くの要因がある。さあ詳しく見て行こう。

■何という値段だ!

ボドルムの物価が毎年特別な物議を醸すことは周知だ。これはボドルムだけに限ったことではない。例えばアラチャトゥは、私が初めて1993年に映画祭のために行った時は美しいエーゲ海沿いの村だったが、少しずつ恥を失い「キスに溺れる」有数の保養地に変わった。ケイト・モスはボドルムのピデ屋で7000TLの請求に激怒した。ラフマージュンは50〜60TLになっていた。多くの場所で同じ論理がまかり通っている。シーズンは短いのだからぼったくろう、だ。このような金額で提供されるサービスには心が痛む。

■仕事が出来ない店員

ブティックホテルに泊まってロゼのワインを注文したらなんと熱い状態で持ってこられる。ぬるいどころではなく、本当に熱いのだ。さあ美味しいご飯を食べに行こうと言っても、ボドルム周辺でまともに食事ができる場所はとても限られている。まず店員に「おすすめは?」と聞き、メニューにある最も高い料理以外を答えられたら、一安心だ。

■「全部込み」のシステム

信じようが信じまいが、観光業が最大の弊害を受けるのはこの「全部込み」である。一つ目は宿泊客に提供される料理の質の恐ろしさだ。こんな風に表現しよう、私の親戚がホテル向けに食材卸売業をしているが、自分の子どもたちを最高級ホテルの朝食にも連れて行きたがらない。最低品質の材料、最低品質の食べ物や酒類が全てそこに揃っているからだ。さらに悪いのが、彼らのせいでまともな仕事をしようとしている人たちまでやる気をなくしてしまうことだ。

一番残念なのは、これら全ての過程が外国から来る観光客に対してさらに悪い形で反映されており、どうせもう来ないだろうと膨れ上がった請求額を払わされていることだ。将来来るはずの観光客もこうして来ないように仕向ける過程が始まっていく。
このように行われる経営は残念ながら私の目には泥棒と変わらない。しかし私たちが消費者としてこのような場所に行き続ける限り、これらも存在し続ける。私たちも毎年ショッピングモールで日に焼けた肌で「おい、カシュはもう終わりだな」と言い続けるのだ。

■最高のピザ探し継続中

トルコ一番のピザ屋探しが続いています。eniyipizza@gmail.comにメールを送って推薦してください。アンカラとイスタンブルでは必ず行くようにします。他の県でも出来る限り多くの店を訪れたいと考えています。

素敵な週末をお過ごしください。

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(翻訳者:南澤沙織)
(記事ID:38324)