ブリッサのバイマン氏、ブリジストン社のロシア・中東担当重役に
2015年08月01日付 Milliyet 紙


日本の大手タイヤ会社ブリヂストンはトルコ、ロシア、中東そしてアフリカ地域をハカン・バイマン氏へ託した。バイマン氏はこのような仕事に就くことをとても誇りに感じるとし、自身が日本の会社の経営陣に加わる最初のトルコ人になると述べた。

サバンジュ・ホールディングとブリヂストン社の合併会社ブリッサのハカン・バイマン社長は、日本の大手タイヤ会社ブリヂストンへ移動し、国際的な仕事に就くことになった。これが一つの始まりであることを信じていると述べるバイマン氏は、大きな誇りを感じていると述べた。


全世界での事業を再構築し(世界を)4地域にまとめたブリヂストン社は、ロシア、(中央アジアの)トルコ系諸共和国、中東そしてアフリカに加えてトルコの責任者職をブリッサの社長であるハカン・バイマン氏に与えた。この地域を担当するブリジストン社の副取締役として仕事をおこなうバイマン氏は、同時に、トルコの責任者もつとめる予定だ。この地域で、製造に加え販売とマーケティング事業のトップにもなる予定のバイマン氏は、同時に日本の製造業分野で高い地位についた初めてのトルコ人となった。

■一年間考えた

バイマン氏は、この仕事へ就くことに大きな誇りを感じていることをのべる一方で、この提案が約1年前に行われていたが、ブリッサの二番目の工場への投資のために考える期間がのびたと述べた。

「最終的にこの仕事に就くことが、(ブリッサの二番目の工場建設という)当該の投資の将来性を高めるという観点からも有益であると考え、受け入れました。結果として、ブリヂストン社の成長の可能性が最大である地域の責任者につくことになりました。このことが今後さまざまな機会を生み出すとも信じています。」と話した。ブリヂストン社がこの再編成を決定したばかりだと指摘するバイマン氏は「同時にブリヂストン社のヨーロッパ地域とブリッサの取締役になる予定です。(ブリヂストン)ブランドは日本、アメリカ、ヨーロッパで定着しています。しかし、私が責任者になる地域では、さらなる発展を望んでいます。このためわくわくしています。」と述べた。

10月1日から新しい仕事を始めると述べるバイマン氏は、サバンジュ・ホールディングから離れることが自身にとって難しかったとのべ、「ホールディングは、これが合併会社の強化にもつながると考え、認めてくれました。」と述べた。ブリッサの社長にはイート・ギュルチャイ氏が就いた。

■サバンジュ氏が祝った

サバンジュ・ホールディングとブリッサの取締役社長であるギュレル・サバンジュ氏は、ハカン・バイマン氏がブリヂストン社で国際的な仕事のために選ばれたことは、二つのグループの間のうまくいっている提携の成功でもあると強調した。サバンジュ氏は「ハカン・バイマン氏の新しい仕事での成功を願っています。バイマン氏から社長職を引きついだイート・ギュルチャイ氏も国際的な経験と技量により、ブリッサの成功を現在の到達点からさらに先に進めるものと信じています。」と述べた。

バイマン氏は2002年から2007年のあいだ、ブリッサ販売担当副社長職につき、一年間ボルサン自動車で働いたあと、2009年にブリッサの社長として戻っていた。

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( 翻訳者:西田夏子 )
( 記事ID:38345 )