北キプロスへ水輸送パイプ完成、水不足解消へ
2015年08月06日付 Milliyet 紙


メルスィンから北キプロスへの水輸送プロジェクトが完成間近だ。

プロジェクトの完成により、島の水問題が解決する。海底の水圧が原因で、パイプで水を流すことが不可能であったため、特別な技術を使って建設されている。長さ8万151メートルの水道管は水深250メートルに設置され、北キプロスに水を運ぶ。
アナムル-ドラゴン・チャイ地域で建設が続けられているアクキョプルダムから採られる年間7500万リットルの水は、海底にある水道管によってギリネに建てられたゲチトキョイダムに運ばれる。プロジェクトに関して説明する高等教育監査・認定・調整機構 (YÖDAK)のヒュセイン・ギョクタシュ会長は、「もう時間の問題で、あと少しで夢が現実になる」と述べた。ギョクチェクシュ会長は「プロジェクトの完成によって北キプロスで50年にわたって続いた水問題が解決し、トルコにとってもこの分野のプロジェクトリーダーとしての仕事と大きな名声を勝ち取ることになる」と発言した。

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( 翻訳者:岡本悠見 )
( 記事ID:38375 )