レバノン:リーフィー法務大臣、トリポリ市の生活再建を表明
2015年08月03日付 Al-Nahar 紙


■リーフィー、障害者向けの競技会開催を表明:トリポリ市は生活を慈しむ

リーフィー法務大臣はミラーマール・リゾートで開かれた記者会見に出席し、来る10月4日に特別支援を必要とする人々向けの競技会を開くことを明らかにした。「ナアム・ナスタティーウ(yes, we can.)」協会会長のリヤード・アビード氏、広報部長バースィマ・ナーヒー氏、リーフィー大臣事務室長であるラシャード・リーフィー氏、ミラーマールの理事会長であるムハンマド・アディーブ氏、さらにボランティアの人々やこの案件に関心を持つ人々の一群もこの記者会見に出席した。

リーフィー大臣は、この機会を受けてスピーチを行った。そのスピーチでは「トリポリ市は生活を慈しむ街になり、治安面の事件は過去のものになった」ことを確認し、「スポーツ活動、文化的活動、観光活動が、街を経済的にまた精神的に活性化することに貢献している」と強調した。

リーフィー大臣は以下のように述べた。「そうだ、我々はなし得るのだ。人は意志を持っている限り、何事も実現が可能である。今日、我々は共通の意志をもって、とりわけ北部、基本的にはトリポリ市を、街の絆を綻ばせるような治安状態から、以前のような自然な状態へと戻す。また、私たちは市民に告げる。我々はすでにページをめくり、新しい段階へと移行した。状況は変わり、我々にはスポーツ活動から文化的活動や社会的活動に至るまで、生活の再建に向かうことがますます求められている。」

さらにリーフィー大臣は以下のように続けた。「これまでトリポリ市は不当な扱いを受けて来た。我々はトリポリ市とだけ言うが、なぜならカラムーン村はトリポリ市の一部であり、より正確にはトリポリ市の主要防衛線であるからだ。今日状況は変わり、トリポリは生活を取り戻した。私は特別支援の必要な人々や障がいのある人々に思いを寄せる人を祝福する。そうだ、彼らは実に社会の基本的構成要員だ。彼らは実に我々の兄弟であり、我々の家族だ。彼らはすべての活動、とりわけスポーツ活動を行う当然の権利を持っている。私は皆さんの成功を願う。我々はこの活気ある活動を容易にするために、皆さんを支援する用意がある。」

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( 翻訳者:了源康平 )
( 記事ID:38394 )