迷信という儲かる商売―エセ占い師たちの市場はいまも活況(2)
2015年08月05日付 Jam-e Jam紙


第三幕

〔‥‥〕

 今日も月曜日を迎えた。〔‥‥〕今日、男性の家族の再生を祝うために、新しい友人たち全員が訪ねて来た。赤、緑、青‥‥これらは光の舞いだ。男性の家族はただただ驚くばかり。初めは自分たちの息子が外を行き来するようになり、家に閉じこもって天井ばかり見つめるのをやめたことを喜んだものだ。しかし今は、心配ばかりが募っている‥‥。

〔‥‥〕

 男性は当初妻子のことを知りたがっていたが、今やこの儀式は、女占い師が男性の家族の消息について断片的に伝える情報によって、彼の心に平穏をもたらすものとなっている。彼はこの中年女がもっとエネルギーを蓄え、自分の最愛の者たちの様子を伝えてくれるようにと、全財産を売り払った。今わずかに残っているのはこの家と、毎月銀行が彼の口座に振り込んでくれる利息だけだ。

 毎月女占い師が連れてくる客とパーティーを開いている。彼女が妻と娘のためにプラスのエネルギーをためることができるようにするためだ。彼は女占い師の言葉やアドバイスに取り囲まれ、ただただこの中年女を介して彼に伝えられる妻のメッセージを待つだけとなっている。

新たな手口

 新聞の事件欄には、占い師が仕掛ける罠に関する記事が毎日少なからず掲載される。悪徳業者たちがイマームの子孫たちの眠る廟〔をでっち上げる〕事件から、惚れ薬の問題まで、いろいろある。しかし時に、教育のある人たちまでもがこのようなインチキな宣伝の罠にかかるというのは、どういうことだろうか。

 しかし、すべてがいつも同じように展開するわけではない。時には火の上を歩いたり、超自然的な業を行うことによって、神の特別の恵みを享受している人もいると、人びとが考えてしまうこともあるのだ。人々の純朴さや正直な気持ちを利用し、聖なるものの顕現や奇跡を見せて、世間知らずな信徒たちをだまし、自分たちに従わせ、そうすることで評判や人気、そしてときには財産を手に入れる人びとがいるのである。

つづく


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(翻訳者:KK)
(記事ID:38460)