シーラーズ・ガスルダシュト地区の果樹園、水不足で危機的状況
2015年08月06日付 Jam-e Jam紙

 シーラーズ市長は「シーラーズにあるガスルダシュト地区の果樹園の大部分が、水不足と旱魃により危機的な状況に瀕している」と述べた。

 イラン学生通信(ISNA)によると、アリーレザー・パークフェトラト氏は、シーラーズ市は現在、千ヘクタール以上の広さを持つガスルダシュトの果樹園の維持・保全に努力しているところだとし、「シーラーズ市議会はガスルダシュト果樹園〔保全〕法案を可決した。また市役所も、ガスルダシュトの果樹園を保全する目的で、250ヘクタール以上の果樹園を買い取った〔‥‥〕」と付け加えた。

 シーラーズ市長は、ガスルダシュトの果樹園の保全には水が必要だとした上で、次のように述べた。

かつてシーラーズには、良好なカナート(地下水路)が複数存在した。そうしたカナートとしては、ヘイラート・カナートを挙げることができるだろう。しかし現在はさまざまな原因により、これらのカナートの水量は3分の1から4分の1へと減少してしまった。ガスレゴムシェ地区の近くにあるジューシャク湧水は、かつてガスルダシュト果樹園の水の供給源だった。しかしナフレ・アッザム〔※カナートの名前〕に水を供給していたこの泉周辺地域での無秩序な開発のために、泉の水量は著しく減り、その結果ナフレ・アッザムの水量も急激に減ったのである。

 パークフェトラト氏はさらに、「市政と都市整備の混乱によって〔‥‥〕シーラーズ県の周辺に作られた『都市果樹園』〔の所有者たち〕は、必要とされる水の確保のために、違法に井戸を掘ってしまった。これらの井戸が、ガスレダシュト果樹園の水源であったジューシャク湧水の水量の激減をもたらしているのだ」と指摘した。

 同氏はまた、シーラーズ市はガスルダシュト果樹園が必要とする水の確保のために、これまでに州地域水道局の許可を得て110ヶ所の井戸を掘ってきたと指摘した上で、

これらの井戸の水位も著しく減少している。かつて水盤法によって灌漑が行われていた樹木を点滴法によって灌漑することはできない。そのため、古くからあるガスルダシュトの果樹園を灌漑するためには、もっと多くの井戸を掘る必要があるのである。

 と語った。

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(翻訳者:MJ)
(記事ID:38472)