ルクセンブルクも「ジェノサイド」と表現
2015年05月08日付 Zaman 紙

ルクセンブルグ議会は1915年の事件に関するアルメニア人のジェノサイド請求を認める決議草案を承認した。

 議会は、公開された宣言においてオスマン帝国の領土に暮らすアルメニア人たちに対して1915年以降行われた「悲劇的な出来事」を「ジェノサイド」に属するものだと唱えた。

この決定では、オスマン帝国のアルメニア人に対して哀悼の意を示したことについてレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とアフメト・ダヴトオール首相に感謝が示され、トルコの政治家たちが過去と向き合うことを後押しした(勇気づけた)と述べられた。

この動向を受けて外務省は、ルクセンブルグ駐在のトルコ大使をアンカラに召還した。ルクセンブルグは、いわゆるアルメニア人ジェノサイドを認める22番目の国である。1915年事件から100周年を迎える中で、先月ドイツ議会とオーストリア議会もまた同様の草案を受け入れた。ロシアのウラジミル・プーチン大統領とカトリック世界の信仰的指導者であるフランシス教皇もまた「ジェノサイド」という表現を使用した。

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( 翻訳者:村澤 歩 )
( 記事ID:38476 )